トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

働き方改革はドイツを見習え!

日独の働き方の大きな違いは、有給休暇である。1963年、つまり今から半世紀以上前に施行された「連邦休暇法」によって、企業経営者は社員に毎年最低24日間の有給休暇を与えなくてはならない。

だが実際には、ドイツの大半の企業が社員に毎年30日間の有給休暇を与えている(有給休暇の日数が33日の企業もある)。これに加えて、残業時間を1年間に10日間まで代休によって振り替えることを許している企業も多い。つまり、多くの企業では約40日間の有給休暇が与えられていることになる。

さらに土日と祝日も合わせると、ドイツ人のサラリーマンは毎年約150日休んでいることになる。1年のうち41%は働かないのに会社が回っており、ドイツが世界第4位の経済大国としての地位を保っていられるのは、驚きである。

OECDが2016年12月に発表した統計は、各国の法律で定められた最低有給休暇の日数、法定ではないが大半の企業が認めている有給休暇の日数と、祝日の数を比較している。ドイツの大半の企業が認めている有給休暇(30日)と祝日(9~13日間=州によって異なる)を足すと、39~43日間となり世界で最も多い。日本では法律が定める最低有給休暇(10日)と祝日(16日)を足すと、26日間であり、ドイツに大きく水をあけられている。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

日本のすぐ下、世界第四位の経済大国であり、EUの両輪、フランスと双璧を成す先進国ドイツ。職業徒弟制度(マイスター制度)を持ち、高い技術力を売りにしている点も日本に近い。

 

別に所謂、手工業だけではなく、機械や電子電機に至る製造業種もこのマイスター(職人)にカウントされている。工業マイスターと手工業(靴屋とか所謂職人従来系)マイスターに制度は解れており、厳格な審査体制のもと職人資格が管理されている。

 

こうしてマイスター(職人)の称号を得た人はその後、起業したり、弟子を抱えて企業で教えたりする。

 

そのドイツがこれだけ結果を出しながら、ガッチリ休みが取れるのになんで日本でこんなに馬鹿みたいに働かなきゃいけないの?って話だ。しかも、ここ最近は製造業4.0という運動がドイツでは始まっていて、製造業すら、在宅で仕事が出来るようにという取り組みが進んでいる。

 

流石、法令順守!ルールの国ドイツだ。

 

タイタニックジョークと言われる各国の人の性格を反映した冗談に以下のようなものがある。

 

沈没しかけた船に乗り合わせる様々な国の人たちに、海に飛び込むよう船長が説得を行う。


アメリカ人に 「飛び込めばあなたはヒーローになれます」
イギリス人に 「飛び込めばあなたはジェントルマン(紳士)になれます」
ドイツ人に 「飛び込むのはルールです」
イタリア人に 「飛び込めばあなたは女性に愛されます」
日本人に 「みんな飛び込んでますよ!」(爆笑)

 

第二次大戦までの同盟国、イタリヤとドイツに日本が、個性爆発の笑いを取ってくれるところがほほえましいだろ?(笑)

 

ドイツの職人制度は究極の製造業の姿かもしれない。

 

同じ技術立国日本が出来ない訳が無い。

 

どうせ見習うなら、ホワイトカラーエグゼンプションアメリカ)ではなく、こっちじゃねーの?と思う次第。

 

でも、これもボンクラ経営陣にはきつい法令義務が課されるので、日本じゃ絶対に日の目を見ないのよ。如何に日本の経営層が馬鹿で、無知で、都合の悪い事には蓋をする人たちなのかよーく解るというもの。

 

経団連が絶対ウンと言う訳が無い。賭けてもいいワイ!

 

でも、本当に働き方改革をして、少子高齢化を解消したかったら、どっちが正しい事をやっているか解りますよね?

コクヨの新しい事務イス『ing』スゲー!(笑)

 座って見ると、とりあえず「わっ」「あっ」と誰もが声を出すことになる。

座面が動くのだ。

正確には、座面を前8度、後10度、左右4度までグライドさせることができ、ちょうどコマの上に座っているような動きをする。もちろん角度がつきすぎて滑り落ちてしまうことはない。

しかし自然にしてても骨盤周りが動くし、逆に一定の位置を維持しようとしても、適度に筋肉を使うことになる。不安定さがなく、コツをつかんでくると、無意識でも自在に操れるようになってくる。ここまでの時間はものの5分もあれば十分だ。

(中略)

コクヨは、新しい代表的な製品を作るべく、ingの開発に取り組んだそうだ。コクヨ株式会社ファニチャー事業本部の佐藤詠美氏は、「よっこらしょ」と言わなくなるイスだと紹介する。座りっぱなしから立ち上がって体を伸ばそうとするから「よっこらしょ」というわけで、体が動いている状態からなら立ち上がるときにも大きな運動にならない、というだ。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

これ欲しい(笑)

 

イメージしたのは「おきあがりこぼし」なんだそうで。バランスボールにイスの機能を追加したとか開発者の弁が出ていた。こういうギミックは日本人の匠の技じゃね?

 

AIには出来ねー仕事だと思うよ全く(笑)

 

こういう分野こそ、日本人向きの良さが出る仕事で、アメリカやら中国のような力業の国には絶対真似できないと思うのは私だけでしょうか?

ここまで隣の台湾はやってる!アメリカも!日本も追随したらどうですか?

蔡政権がここに来て神経をとがらせる背景には中国がネットを活用して来年1月の次期総統選に介入するとの疑念がある。昨年11月の統一地方選では、台湾独立志向を持つ与党・民主進歩党民進党)が大敗した。蔡政権をおとしめるフェイクニュースSNS(交流サイト)で数多く流布され、対中融和路線の最大野党・国民党の候補者がネット上で急激に人気を高めた。蔡政権は「中国がネットを通じて台湾の選挙に介入した」と批判し、中国側は「捏造(ねつぞう)だ」と反論するなど、社会問題化した。

民主制度が根付いた台湾の世論は、中国側が強く求める「統一」への拒否感が強い。ただそれでも今の中国は文化交流など特に若者へのアピールで民意を引き寄せられると踏む。愛奇芸など中国の動画サイトが、その流れで大きな役割を担う。

「台湾の青年が中国大陸で夢を実現することを歓迎する」。習近平(シー・ジンピン)国家主席は1月の演説でこう話し、さらに台湾では警戒感が強まった。

蔡政権は、中国のハイテク機器の規制にも乗りだしている。機密情報の抜き取りやスパイ行為に利用される懸念がある企業の機器を、公的機関などで使えなくする規制だ。対象となる中国企業の「ブラックリスト」を7月にも公表する方針。

行政院(内閣)の関係者によると、通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)や監視カメラ世界最大手、杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)など多くの中国企業がリストに入る見通しだ。

 

 

日経新聞記事より。

 

台湾ではここまでやる!アメリカも言わずもがな。

 

日本はぼーっと見てるだけ(笑)

 

危機管理については日本は2世紀くらい先進国の中で遅れてる(笑)

 

人が良いのかバカなのか?

 

まあ、基本バカなんだよ。

 

商売下手の日本人って、海外じゃ普通に言われてるから。そりゃ、経営三流、技術は一流の国だから、仕方ないけどさ。それを政府が認めちゃってる愚かな政治体制を維持させてしまう国民が主権を持ってる国だから(笑)

 

アメリカは自称世界の警察、世界のヒーローと、のぼせ上がった、肉食狩猟民族ですから、まあ仕方ないとして、国家ぐるみで、盗人猛々しい中国のやり方には少なからず、警戒感を全力で発揮してないと、笑顔で足を踏みに来る国なんだから、やられちまうぞ?

 

そういう意味で、信義に厚く、人が好過ぎるんだよ日本は。もちっと訴訟の国、アメリカを年中、サル真似するんだから、もちっと、その辺学べや。特に経営層と政治家。

 

何度も言うが、ルールを牛耳られてから、巻き返すのは大変なの!

 

ルール作る側に回るように頑張んねーと!

 

折角、頭は悪くねーんだから、ちゃんとやれよ!官僚や経営層は優秀な学校出た自称エリートなんでしょう?(笑)ボンクラ三流の一般人に言われっぱなしじゃあ、頭に来ないのかね?

 

と、好き勝手言ってみたりする(笑)

5G覇権の内訳。

 次世代通信規格「5G」に関する特許出願数で中国が34%と、現行の4Gの1.5倍以上のシェアを握ることがわかった。4Gでは欧米が製品の製造に欠かせない標準必須特許(SEP)を握ったが、次世代産業のインフラとして注目される5Gでは中国が存在感を増す。特許数は自動運転など各国の新産業の育成や次世代の国力をも左右する。

SEPは事業を進める上で代替の効かない技術の特許で、現在の4Gのスマートフォンスマホ)では出荷価格のおよそ2%が特許使用料だという。国内の知財関係者によるとその総額は年間1兆円以上にのぼるといい、特許を押さえた企業が主力プレーヤーになる。

独特許データベース会社のIPリティックスによると、3月時点の5G通信で必須となるSEPの出願数で中国は34.02%のシェアを持つ。

出願件数が最も多い企業は華為技術(ファーウェイ)で、シェアは15.05%だった。中国勢は5位に中興通訊(ZTE)が、中国電信科学技術研究院(CATT)が9位に入った。

通信技術で先行した米欧は3G、4Gで主力特許を保有した。そのため中国などは欧米のライバル企業に多くの特許利用料を支払わねばならなかった。

そこで中国は次世代情報技術を産業政策「中国製造2025」の重点項目に位置付け、国を挙げて5G関連技術の研究開発を後押ししてきた。ファーウェイの5Gを含む研究開発費は年間100億ドル(約1兆1100億円)以上とされる。

 

 

日経新聞記事より。

 

この対応の早さが、中国の良くも悪くもスゲーところ。

 

日本なんか、携帯全盛の頃だって、通信覇権を握るだなんて事、考えたこともなかったでしょう?何の世界でもそうだけど、ルールを使う側より、作る側の方が、圧倒的に有利。絶対勝つとは言わないけど、有利なのは間違いない。こういう戦略的視点や分析眼は日本の経営陣が、欧米や中国の経営層と比べると圧倒的に劣っているところ。

 

常にルールを使って出し抜く側に回ろうとする。

 

スゲー遠回り。独りよがり、時間の無駄遣い。

 

判官びいきの日本人は桶狭間みたいな少数奇襲で大軍を破るってのが好きで、商売もそんな感じだけど、かの織田信長だって、桶狭間以降、奇襲で大軍を破る戦い方なんてほとんどしてませんから。

 

逆に圧倒的兵力や経済力で他を飲み込んだり、踏みつぶしたりしたの。その方が負ける確率が極端に低いから。正面から戦ったら、今川がそもそも勝ってたんだから。限定的な環境やルール上で稀に勝つことがあったとしても、それは奇跡の類で、勝率は悪い。

 

ルールを作る側に回って、圧倒的優位を築いてから、進めるのが王道。

 

今、経済産業省がせっせと頑張ている化学物質管理の包括法令の類もやっと過去の歴史に学んで、イニシアチブを取った方が有利なんだと解ったからやってる感じ。でもアジア限定だけどな(笑)

 

総じて、遅いのよやる事が。確実性や安全性は確かに大事だけど、選択と集中を図るなら、ここぞと睨んだ分野にはドンと張れる位、勝負しないと。その勝負に出るか出ないかは戦略性がものを言う訳で。それが諸外国に比べて、レベルの低い日本のトップ層はどうやったって負け戦前提の消耗戦に部下や、一般人を向かわせる。

 

働き方改革って言ったって、末端をルールで縛るより、頭の方を訓練しなおして、意識改革する方が先だっての。そうすりゃ、今ですら、世界4位の労働者の質なんですから、普通に儲かるって。戦略性を早く改善すべき。

 

こういう改革こそトップから変えろや。

貿易戦争再燃!

トランプ米大統領は5日、中国の知的財産権侵害などを理由に2000億ドル分の同国製品に課す関税を、10日から現在の10%から25%に引き上げると表明した。米中は2018年12月から貿易協議を開いて打開策を探ってきたが「交渉が遅すぎる」として制裁強化に転じる構えだ。最終協議を前にした威嚇との見方もあるが、米中の貿易戦争が一段と激化する懸念がある。

トランプ氏はツイッターで「中国は2000億ドル分の製品に10%の関税を支払っているが、金曜日(10日)に25%に上がる。中国の協議は遅すぎる!」と表明した。関税を課していない3250億ドル分の中国製品にも「速やかに25%の関税を課す」と主張した。

 

 

日経新聞記事より。

 

トランプ引かないでしょうこれは。

 

どう考えても、中国に後塵を配するつもりはないって、話でしょうから。それこそアメリカ人の沽券にかかわるだろうから、何としてもITやAI覇権は渡すつもりはないし、世界一の経済大国の座も明け渡すつもりはないのでしょう。(無駄だと思いますが)

 

頂点に立てば後は凋落有るのみ。意外に中国は仮にトップに立っても、維持できずに、これ幸いに内部崩壊しそうな気がするけどな。

 

だって、統一されずに1000年も戦する民族よ?

 

世界一になるまでは目の上のたん瘤になる上がいる訳ですが、トップになったらどうでしょう?敵が居なくなる分、じゃあ、今度は俺が俺が!って、分裂したりしないのかな?と思ってしまう。だって、世界一なんだもの。イギリスのスコットランド問題だってイギリス自体が凋落してるから、ギリギリ分裂しないように同情票みたいになってるけど、イギリスがバカスカ儲かってる国だったらどうだろう?スコットランドぐらい居なくてもなんとでもなるワイ!となって、分裂していたかも?

 

そう考えると、世界一の経済大国にもしも、中国が躍り出たら、民主化運動が、今までと違う形で進歩して、割れちゃうかもよ?だって、自由の無い国が世界一って事だから、他の全世界から批判は続出するだろうし、インターネット等でその話題に刺激された民衆が、確かにそうかも?って思うかもしれないでしょう?風が吹けば桶屋が儲かる方式で、何が起こるか解りませんよ?

事実ならノーベル賞モノじゃないの?

会議で議事録を取る必要はなし。外国企業との商談も通訳いらず――。

そんな夢のような世界を、中国屈指の音声認識AI(人工知能)企業である、アイフライテックがすでに実現している。

同社が開発した「智能会議系統(スマート会議システム)」は、会議中の発言をAIで認識し、自動で文字に変換してスクリーンに映し出す。音声認識の正確性は中国語で97%、英語で95%と、プロの速記者をも上回る高さだ。声紋を分析して話者を識別できるのはもちろんのこと、中国語と英語だけでなく日本語や韓国語にも対応し、リアルタイムでスクリーンに対訳を表示する機能を併せ持つ。中国語では、会議の要点を短くまとめた要約すら、自動で作成可能だという。

人間のような声を人工的に生み出す音声合成の技術も発達している。その名も「AIカスタマーサービスロボット」。中国火鍋チェーン大手で日本にも店舗を持つ、海底撈(ハイディラオ)などの外食企業で活用されている。予約を取るため店舗に電話してきた客と、まるで人間同然のスムーズさでやりとりができる。研究部門のトップを務める李世鵬・アイフライテック副社長は、「電話の相手が人間かロボットかを判別するのは難しい(くらいの自然さ)」と豪語する。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

IT業界のAI論文数では世界屈指の発表数を誇る現在の中国。

 

学生ベンチャーと言っても、このくらいの快挙を成し遂げる会社が出てきたとしても不思議はない。モノづくりを得意とする日本の技術と方向からして大きく違うこのIT分野は一気呵成に起業のアドバンテージを取れる数少ない分野の一つ。特に中国は強烈な学歴社会なので、自頭の良い学生はそれこそ数百万人単位でいる。日本の政令指定都市一個分くらいの東大、京大クラスの学生が毎年出てくると言っても決して言い過ぎではないだろう。

 

人口が多い国で、学歴が優秀ってのはそう言う事。

 

さて、そんな分野で、ワザ的な積み上げもいらず、理論研究で話が進むITやらAIの分野はハマれば飛躍的に学術的進歩が見込める。実験も、物理や化学や生物に比べたら、特別な装置が要らない場合が多い。つまり、投資に対してリターンがデカい可能性が高いと思う。

 

ハッキリ言って、日本のAI技術やIT技術は中国と比べて10年は遅れてる。それはIT土方とか言われるように目先の利益に奔走して、本来の人材育成を怠り、根幹の技術をマスターした人材群を全くと言って良いほど育んでこなかったツケだ。

 

その上で、今回の中国のIT企業の業績ですが、申し訳ないけど『本当にそんなことできているんですか?』と疑いたくなる。いや、信用したいですよ?そんな技術があって、安価に使えるのなら、うちみたいな中小企業、海外進出するのが楽勝になる。海外駐在んだって、語学度返しで登用できるなら、あっという間に交代要員を準備出来るんだから、こんな楽な事は無い。

 

いずれAI技術が進歩すれば、このようなシステムが誕生することは想像に難くないですが、今都合よく、間に合っているのか?と言われるとどうしても、信じられません。

 

これが、アメリカとかドイツとかが同じこと言ってたら、あるいはあり得るかも?と信じたかもしれませんが(笑)

 

いやね?

 

どういう意味かと言いますと。中国では例えば日本語が話せますって、日本語通訳の面接に来る人がいるとします。で、どの程度喋れるか、テストする訳ですよ。実際に面接してみて。ところが、ニコニコしながら、おはようございます!お疲れ様です!と言ったキリ、それ以上会話が出来ません。他の言葉は通訳の仕事をしながら、覚えます!(ニッコリ)なんてのが普通に面接に来るんです(笑)

 

それも10人面接に来て一人とかの確立じゃ無くガチで3人4人そういう輩が混ざって来る。出来るの意味がそのくらい許容範囲が広いんです(笑)このITベンチャー曰く、開発した通訳AIは電話で、人間がそれと解らない程度の会話力と言いますが、想定している言葉がごく限られた、出前を注文する会話なんて、初音ミクでも前もって用意しておいたら出来そうな気がしません?

 

会議の会話も、例えばですよ?音声通訳ソフトがGoogleのネット検索に組み込まれている時代ですから、それをそのままパクって、処理速度だけをスーパーパワーのマシーンでカバーしたら、レスポンスだけは何とかなるような気がしませんか?(笑)

 

そういう事です疑っているのは(笑)

 

手品のタネみたいなもので、言うほど本当の力量を持ってますか?って話なんです。もし本当にその様な強烈な力を持った翻訳AIならばそれこそWin95が出て来た時みたいに爆発的に流行るはずです。そうなれば価格も安価になるでしょうから、それから買っても間に合うでしょう?用途から考えるに。

 

それに、こういうアイテムって、数の効果が見込めるから、同じシステムを使っている他の会社があったとすると恐らく、議事録なんかもデータ共有できるだろうし、メールも自動翻訳できるようなシステム上の連携が可能になったり、結構簡単に行けると思うんですよ。だって、AIがやる事ですから。

 

でも、そうなってない(笑)

 

だから、もう少し様子見て、世界的に流行って来るようなら手を出すくらいでいいんじゃないかな?と思ってます。フェイスブックも、Twitterも、LINEも使える道具は押しなべて爆発的に流行るでしょう?この業界。本当に実力のある通訳AIシステムならそのくらいガンガン来るはずだと思って、今は静観してます。

はてなの匿名ダイアリー増田の「長い話」について

「長い話」という恐らく、働いている仕事と職場環境によって、労災レベルの精神疾患になってしまっているだろう匿名の誰かさんの話に対して、同じく匿名の誰かさんが、アドバイスした匿名ダイアリーの話。「いいから黙ってこれから書くことを実行しろ」という記事が有る。

短いので、下記に全文転載する。

 

(以下転載)

この日記をプリントアウトしろ。おまえはすごい。おまえはおまえがどんな人生を送り、どんな考え方をして、どんな責任感で仕事に挑んでいるかを、この日記にしっかりまとめている。本当にすごい。俺にはできない。この日記はおまえという人物をよく現している。

次に、産業医の面談を入れろ。黙って入れろ。お前の手元にあるプリントはお前自身の履歴書であり処方箋だ。お前は病気である。そして病気は適切な治療で治るし適切な治療がないと治らない。だから黙って医者にかかるべきである。もうかかってるのは知ってる。大事なのは産業医であるということだ。

そしてその診断にしたがって仕事の配置転換なりをやれ。絶対にやれ。それが叶わないならさっさと辞めろ。なぜならお前の現状に対して配置転換のできない会社は確実に「お前を食い物にする会社」だからだ。おまえは命よりも仕事が大事か?違うだろう?お前の命はお前のものだ。

はっきり言うがお前が会社を辞めても世界は回るし、会社を辞めてもお前の価値は一切損なわれない。命を大事にしろ。いやしてくれ。俺は仕事で自殺する人間をネットの上であろうとこれ以上みたくないんだ。

(転載終り)

 

この下りの中で『はっきり言うがお前が会社を辞めても世界は回るし、会社を辞めてもお前の価値は一切損なわれない。命を大事にしろ。いやしてくれ。俺は仕事で自殺する人間をネットの上であろうとこれ以上みたくないんだ。』という部分。これは過労で、自分もしくは自分に近い誰か(家族や友人)を病んでしまうか、亡くしてしまった人でないと書けない文章だ。

 

私も過労で死に掛けた経験を持つが故に、ピンとくるものが有る。

 

本当に本当の話で、全くその人本人しか行えない、ノーベル賞クラスのスペシャル特技が有ったとしても、それが個人事業で無く、会社組織(100人くらいの会社で構わない。)であった場合。彼のアドバイスはびっくりするほどあてはまる。もう、完膚なきまでに。そんな状態になったら、死ぬだけ損だと思うだろ?

 

損なのだ。仮に個人事業主だったとして、先に述べたようにスペシャルスキルが有ったとして、あなたが居ないせいで、顧客に迷惑がかかったとする。だからと言って、あなたが、負い目を感じる事は、実は微塵も無い。そんな無茶な仕事を回すお客様が、悪いと法律上はなる。そこで、相手は仕事だから、割増料金をするとか、仕事をするあなたが無理にならない様な納期にするとか、交渉が始まるのだ。

 

だから、どんな契約状況でも、どんなに一人で何とかしなければならない状況でも、何としても、あなたが、全責任を負わなければならない事には絶対ならないというのが、法律上の解釈。でも、人情として、そうなってない。社会的圧力が、そうさせてくれないだけなのだ。大抵の精神を病んでしまう人はこの矛盾にやられる。法はそうなっていても、「結局守ってくれないじゃん!」全くその通り。法は全自動で、法的弱者を護る様には出来ていない。

 

護らせる効力を発揮する為には、守り手になるスキルを持った人(弁護士)を使う必要があるのが現実だ。でも、方法はある。一人で戦わなければいいのだ。もう、病的状況になった人はまず、正気に戻るという作業を行わないと、悪い方向にしか回転して行かない。悪循環を先ず断ち切る!その上で、好循環へ接続する。この作業が一人で行える人はよっぽど運がいいか、稀に見る強靭な精神力の持ち主かのどちらか。

 

殆ど80~90%の人は自分以外の第三者が、例えば家族、友人が強制的に助け出さないとまともな思考状態に戻って来れない。強制というのがポイントで、病的状態になった人に判断を任せたら、良い方向には絶対進まないのだ。

 

これはデータを取った訳ではないので私の体感であるが、ニュースや、新聞記事で見かける過労死話のほとんどが、本人が大丈夫と言ったその後に悲劇的な目に合っている事が多いと感じる。本人は大丈夫と言うのだ。だって、ヤバい事に気が付いてないから。正常な判断を下せる状態じゃないから。ヤバイ事になってると、身体も精神も、汲み取れない状態なのだ。命の危機がすぐ目の前にあると知る事が出来ない状態なのだ。

 

家族の友人の必死の声、自分をも顧みない厳愛の言霊だけが、彼ら彼女らを正気に戻す一撃になる可能性が有る。それでも、死に誘われている彼ら、彼女らが返ってくる可能性は50:50が良い所だと思って欲しい。そのくらい危険な状態なのだ。

 

冒頭の増田さんは、きっとそういう場面を目にしているから、「長い話」を書いた筆者に厳しい言葉で訴えているのだと思う。

 

働き方改革が上手くいっていない事も、判っているが、今は法律がその程度のレベルなのだから、民衆側が賢くなるしかない。掛け替えの無い家族、友人が犠牲になる前に。後悔する事態に繋がる前に。

 

最後に私の拙い経験から、絶対にこれだけは言い切れる!と言うアドバイスをさせて頂きたい。

 

あなたの仕事に代わりは、いくらでもいる!金を稼ぐ仕事で、あなたの命より大事な仕事は断じて無い!

 

これだけは本当に肝に銘じて、忘れないで欲しい。あなたの貴重なあなただけの命は、失うと、あなた以上に悲しむ人がたくさんいる掛け替えの無い命なのだ。どんなに友達が居なくても、どんなに嫌われ者だったとしても、親すら見放すような悪党だったとしても、あなたの死をあなた以上に悲しむ人は必ずいる!私はそう確信している。

 

だから、何が何でも、真後ろ向いて逃げたっていいから、カッコ悪くて構わないから、生き残って欲しい。死なないで!絶対に!生きて生き抜いて!