結局執念のあるほうが勝つのね。見つけたよゲキレンジャー。見たよ見逃した回の放送。やっぱ面白かった。
さて、昨日若い子と食事した。自分のストライクゾーンからは若干下回る年齢の女子だったので一見さんだなあと決めてかかったのですが、いつのまにやら次回の約束を・・・。『あれ?』なんか予定と違うんですが。
私は美味しいもの大好きで甘党で酒も弱いのですが、あれほど『食う』事に真剣な女は見たことが無い。正直完敗した。私がお勧めの店にはすべて行ってるし!かなり悔しい。挙句、これぞっていう店の批評は『あそこイマイチですよね。』
『なんだとこの小娘がー!!』
と沸点行きかけたのだが、指摘の鋭さに降参した。曰く、『あそこ人気あってお客がおおいでしょ?だからピザが作ってから少したって出てくるんです。そうするとピザの中心が蒸し焼きになって柔らかくなるんです。それが許せなくて・・・。』
ごもっともな指摘なんです。イタリヤ人シェフが主力の店なんですが、そういう細かいところが日本人にあわせていなくて甘いんです。確かに。私も気が付いてましたが『しょうがない』とあきらめていた。そこを気が付いた上でピンポイントに的確な指摘。
『惚れた』
まあ冗談ですが。
そこを『甘い!』と指摘してくるところなんざ、並みの見識ではない。ピザの店だってそれなりの数をこなしてないと実は気になってこない視点なんです。やるなおぬし!と思ったので突っ込んで聴いてみたら、学生時代からランチの食べ歩きしてやがんの。
カテネー訳だよ。歩いた店の数がオイラの10倍はゆうに超えてる。しかもカフェテリアから始まってホテルのランチまで。
『くっそーこんな小娘ごときにこのオレ様が完敗とは!』
なんてやつだ!絶対に勝たねばならん!鼻をあかしてらやねばこっちの気がすまん!そっからこの店あの店と食べ歩き談義をするももの完膚なきまでの実力差。
『か、勝てぬ・・・。』
何をやっても手も足もでぬ。
すんません弟子にしてください。
ツウ訳で10歳も年下の小娘に弟子入りして美味しいお店を教えてもらうことにしました。ついでに店収集ノウハウも勉強させていただくことに。ああ、幸せ。やはりうまいものを食ってるときが一番である。しかも同じ味ならば安いところを知っていることがステイタスなのである。食べ歩き道とはかくも厳しい道なのか。
きがつくと次回の食事の約束をしていたOrz
しかも、『次はお給料入りますから私がご馳走しますね!』だってよ。
っざけんな!こちとらそこまで落ちぶれておらんわ!
(ゼィゼィ・・・。)
でな。この子、最近メッキリ女っぷりが上がったので言ってみた。『なんで急に女っぷりあがったん?』
『そんなこと無いですよ〜。そうですか〜。嬉しいです〜。』
バカ褒めてネーよ。理由を聞いてんだってば。
小娘『いつごろからそう見えました〜?』
俺様『最近。』
小娘『そうですか〜。』
俺様『だから、なんでかねー?』
小娘『何も変えてないですけど〜。』
俺様『((((怒))))』
俺様『彼氏でもできたん?』
小娘『できませ〜ん!いないですよ〜』
俺様『食べ歩きのせいかな?ほら、あまり場違いの服装だと浮くもんね。』
小娘『あっ、そうかも知れないです。気を使うようになりましたね〜。ウフフフ。』
俺様『・・・・。』
『ウフフじゃねぇ!!!』
こんな、こんな娘に完敗だとぅ〜(ジョジョ風)
すんげぇ〜悔しい。いつか負かしてやる!
執念をもって次こそは!