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ひきこもりの末路

私塾らしいのだが『CARPE・FIDEM(カルぺ・フィデム)』という塾がある。



『CARPE・FIDEM(カルぺ・フィデム)』とは、具体的に何をしている会社なのか?というと、不登校や引きこもり経験者の人達が生きて行けるように教育訓練するところらしい。



ググれば出てくるので詳細は省くが、けっこうまともに高齢引きこもり対象者を考えているところと見受けた。この世で多分一番価値がある資産は『時間』だ。これは100%平等に与えられており、金持ちだろうと貧乏人だろうと貴族だろうと平民だろうと分け隔てなく24時間毎日手に入る。ただし、繰越はできない。毎日使い切りの資産だ。貯金も出来ない。


この掛替えの無い資産を引きこもりの人達は様々な理由があったにせよ、無駄使いしてきた存在だ。そして時が過ぎ、年齢を重ねてしまった。他の人たちはその限られた時間資産を投入し、浪費したり、消費したりしながら生きる為に必要なスキルやもろもろの経験を獲得した。そして今がある。その時間的マイナス面を短期間に取り替えそうと言うのだから当然、肉体的、精神的負荷は増大する。それを乗り越える事が出来れば『取り返し』がつく訳だ。これは非常にフェアな戦いだと思う。本人のヤル気とチャレンジだけでなんとでもなるし、辞めるのも自由だから。


だから、それを支援すると言うのはとても『慈悲深い』会社だなと思う。私は少し違和感がある。好きで時間を無駄にしたのだから野たれ死のうが、犯罪者になろうが、それは自然な事で特段なんとかして上げるのはおせっかいだと思うからだ。まあ、営利団体だからお金を取る以上、儲けている訳だからまったく慈善事業という訳ではないのだろうが。別に引きこもりを否定している訳でもニートを差別する訳でもない。現実問題として、時間が経てば生き辛くなる事は事実だと認識してもらえばいいのである。そんな、社会的に見れば生きる価値の無い人間にも日本は基本的人権を認めているが故に生活保護など最低限人並みの一生を送る素晴しい制度が存在する。だから、好きにしたらいいのだ。ただ、好きにした結果には本人が結果責任を負えばよい。好きにした結果、責任を取らないというのが困る。全部自分持ちだから。


なので私は『時間』を最強の資産と考えるようになった。簡単に言うと時間を利用して、時間を味方につける人は何事もある程度、上手く行くのでは無いかと思っている。