トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

不穏な空気が・・・。

 この間、NHKで『30代の鬱』って題名のTVが放映されていた。30代のひとのうつ病が増えているとの事。実際職場にもちらほら。よく言う根性論では方付かないことなんだと思う。

 私の部署も部長を筆頭にいくつかの課が存在するのですが一部門は完全に沈黙。仕事が回らなくなった。管理部門が沈黙ってのは会社業務の根幹が回らなくなる訳でして。現場が手足とするなら、管理部門は脳や心臓、骨みたいなもんだから。むろん下っ端でも管理部門にいる以上決裁権と裁量権をもっており、責任とプレッシャーは他職場に比べたら大きいのかもしれない。

 実際打ちの部門は課長になって壊れた人がココ3年間で実に2人。係長で2人。主任で2人。おおスゲー!死亡確認が一人。これは直接仕事が関係していないと思うけどね。そこで。最近20代の若造にも具合の悪いやつが出始めて困っている。まあ、コレを読んでいる体外の友人は『困ってるのはお前じゃないんだろ?』と思ってると思うが。そう。私は困ってない。困ってるのは別の人。

 つうか、オレよりも働いていないやつが勝手に壊れるな!もしくは壊れかかるな!残業が続いたくらいで具合悪くなるな。仕事だ仕事。給料分ですよ。しっかり全額残業代出るんだし。自腹切ってやる仕事でも無し。休みももらえてるでしょう〜に!半年以上休み無しで毎日残業で残業も実はサービスで昼食から夜食から経費から全部自腹ってんなら具合の一つも悪くなるだろうが。それは無い訳だから。

 何が不満やストレスになってるのか正直わからん!『言ってみな』ってかんじだ。やれ人付き合いだの、後輩の指導がどうのとアホかお前ら。それもお仕事なんです。ただ目の前にある仕事やれば済むのは、契約社員派遣社員、バイト、パートのどれかです。付随するトータル的な仕事も管理するのが正社員の責任てもんでしょ。大体、仕事してますって奴ほどその人が指す仕事の範疇が狭い。基本的にこう考えてみな。『自分の代わりが利くのは仕事じゃない。』代わりの利かない仕事をいくつ持ってるか。それこそが正社員の性能表みたいなものだろう。変わりが利くなら人件費の安い派遣で十分なんだよ。代わりが利かないから価値がある程度認められる訳だと思うんですよ。

 私はいまだに『きっちり100%仕事が出来た』と思ったことが無い。まだどこか改善できたんじゃないかもっとうまくやっている人がいるんじゃないかと思うことがほとんど。実際そうやって上手にこなしている人を見かけると物凄く悔しい。やっぱりもっとやれるんだと思う。

 欝の人に無理に仕事をさせるのは反対だ。自分もそれに近い状態になったからその気持ちはわかる。でもだからといって状況に甘んじてたら終わりである。今は仕方ないが絶対逆転するという反撃精神を失ってはならない。反撃精神に裏打ちされた闘争心を今の若い世代は幼いころから摘み取られて生きてきた気がしてならない。みんなが一位の運動会なんて馬鹿馬鹿しい。闘争心を失ったら生きる気力も弱くなる。勝てない自分が日常になった生き物はそもそも存在するエネルギーを失う。野生動物ならば『死』に直結するレベルの話だ。

 もったいない話だ。若さを無駄使いするな。常にチャンスはそこにある。ピンチの裏に必ずある。辛いときこそ絶体絶命の時こそ一歩踏み込む事が突破口を開くと確信する。護ったら負ける。