トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

小林●し●りは嫌いだ!

ツウ訳で嫌いだ。

嫌いなものは好みなので仕方が無い。ただし、作品すべてが嫌いな訳ではない。どっかのフラッシュ作品にもなってる話は大好きだ。でも戦争は絶対肯定出来ない。やってよい戦争なんて無い。失って良い命も無い。だから戦争には完全に反対。

でも東郷平八郎は大好きだ。

こういうと『なんなんだよお前は!』と言われそうだが、別に戦争を賛美したくて東郷平八郎が好きなのではない。よく考えてくれ。東郷は戦争に勝ちたかったのか?違う。彼は国を日本を護りたかったんだ。その為には当時の連合艦隊すべての命をかけても戦わなくてはいけないと思っていた。その国を護る想いの強さに連合艦隊部隊の兵士は東郷に命を預けた。

考えても見ろ東郷の取った『丁字戦法』は敵艦隊の射程圏内で敵艦隊進路を塞ぐように目の前の高速ターンを決める戦法だ。間違ったら艦隊全滅の憂き目にあう捨て身の戦法だ。当時の艦砲射撃命中率が約3%とはいえ相当辛い作戦だ。10隻も敵艦がいたらざっと打ってくる弾は主砲だけで300発副砲を合わせたらその数約1000発になるその3%ですよ。30発は直撃な訳。主砲は一発もらえば大損害。下手すりゃ撃沈だ。それを覚悟の急旋回…。オレが兵士なら逃げ出すよ。それをただの一隻も逃げずに縦一列の猛突撃。敵艦直前の急旋回。これが東郷を信用しない男達に出来たか?絶対に不可能だ。

だから当時の兵士達は東郷に命を預けていた。私はそう思う。その東郷平八郎がただ戦争に勝ちたい為に無敵艦隊バルチック艦隊を沈めただろうか?日本を護りたい強い思いがこの捨て身の作戦を取らせたのならその想いの分だけ兵士は命を預けどんな訓練にも耐えただろう。事実東郷の連合艦隊は当時の倍以上の砲撃命中率を誇ったデータがある。(NHK番組より。)

つまり、自分の立身出世や個人の手柄が目的じゃないんだと思う。だから取れた作戦、勝った戦なんだ。

小林の作品で戦争は賛美される。その作品を見て感じた違和感が解った。彼は死んでいった人たちの想いを、生きてくれと残された思いを代弁していない!だから理由のわからない違和感が心に残る。東郷は戦争に勝ちたかったんじゃない。日本を護りたかったんだ!
事実、東郷はその後の米国対戦を反対している。物量から考えても絶対に勝てないと。世界大戦になったら日本は確実に負けると。当時の天皇も『朕の戦ではない!』と反対している。ロシアの勝ちもその後の講和はやっとこ結んだ内容で実にこの戦は『惨勝』なのだ。それを奇跡の大勝利と勘違いさせた。それは当時のマスコミと日本の指導者がアホだったとしか言いようがない。

何が言いたいのか。いまのマスコミをみろ。国を想い、護りたい人は退けられマスコミに踊らされどっかの党が大勝した。その後、勝った党をたたきまくる。

おかしいと思わないか?それだけ取材していたならなぜ選挙中に問題にしない!そうすれば彼ら彼女らは議員になっていなかったはずだ!でもそれじゃ雑誌は売れない!議員になってもらわなきゃ困るんだよ!議員になってから叩いたほうが儲かるからだ!散々友人には胡散臭い力の無い政党だといいまくったが結果負けた。そしてどうだ、今どうだ?有権者の皆さん。あなたの選択は本当に自分の意思だったと言い切れますか?オレは言い切れる。