トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

齢を重ねて

年をとってみて最近思うこと。20代のころ自分もこんなだったんかな〜という恥ずかしさ。20代だった自分に会う訳も無く、想像するしかないのだけれど…。きっとそうなのだろう。


最近、お仕事でいろいろ楽しい内容を任されることが多くなって、忙しくあるのだけれど。私が想像していた世界とは大分違っていた。よく先輩方がおっしゃっていた。『会社と家の行ったり来たりでつまらん』とか『10年後が見えてるとつまらない』とか。私は頭が悪いのか、ろくに物を考えないのか解らないが多分他のひとが考える私の10年後と私が想像する10年後は多分大きく違ってる。


家との行ったり来たりだとも思ってないし、事実違うと思う。他の先輩方はわざわざ人生をつまらないものだと思い込もうしているように見えて仕方が無い。さらにコレが面白いのだが、独身者と妻帯者では感じ方に差があるのかとおもって見渡してみるとそんなことは無かったりする。27歳の若手の人も、40歳の妻帯者も似たような事をいっているのには驚いた。


なにがそんなに『つまらない』のか?私にはそっちの方が疑問でならない。過去に過労で倒れてしばらく寝たきりになっていた事があるけれど例えば地獄だったのかもしれないが。つまらないとは思わなかった。一番近い感情は『悔しい』になるのだとおもう。仕事でプレッシャーが強く押しつぶされそうな時もつまらないとは考えたことが一度も無い。先輩の話を聞いても後輩の話を聞いても異口同音に『このままだと思うとつまらない。』というまるでつまらなさに耐えるのが仕事であるかのように。


そこで問題。一体なにがそこまでつまらないの?


一言でいうなら『無気力』なのだろうか?私は生きているだけで楽しいけどな。人間だから疲れることはあるし大変だと思うことはあるけど『つまらない』とは思わない。特に生きてるな〜と感じるのは到底自分じゃ出来ない仕事を振られて死にそうに追い詰められた瞬間…。


例えがあまり良くない気がするけどね。


ああこんな仕事は無理だ〜死ぬ〜とか思って、辛いよ〜苦しいよ〜とか感じて、胃が痛くなる〜とか思っているときってああ自分は死にたくね〜とか逃げて〜とか思って感じているのだなぁと。生きてればこそ逃げたいとか、死にたくないなとか辛いとか思える訳で。やっぱ生きてるな〜としみじみします。どうせなら本当に死ぬほど働けるか試しておくか…。といつも仕事に身が入ってくる。気が付くと出来ね〜と思っていた仕事が片付くのよね。

終わった〜というよりも『助かった』ってのが正直な感想。だって生き抜いたのだから。良かった生きててっていつも思ってる。感じ方が変なのかな?それとも私以外の人にもそんな感じかたする人がいるのだろうか?