新兵がマシになってくるにつれ回りの評価が激増する。まあこれはいいのだが、俺が気に入らないのがそもそも優秀な人材であるかのように評価される点である。いいか、言葉すらまともに話せんアフォウなんだぞもとは。ああ。まあいいか。電話の応対、先輩への配慮、上司への対応、検査の基本、実験器具の使い方、安全作業の訓練を施したがどれも落第点だ。練習方法を示し、練習しておくように言っても練習せん。最近やっと『練習しておかないと駄目ですね。』と自分から言うようになった。
『おめ〜の場合練習じゃ足らん。特訓だ!』
『え〜〜〜っ!そんなこと無いですよぅ〜私頑張ってますよぅ〜』
『バキ!バキ!バキ!』
『痛いですう〜(ToT)』
いいか?一回しかイワネーからよーく頭に刷り込んでおけ!オメーが頑張ってかどうかはこのオレを含めて回りが判断する。他からみて頑張ってなきゃ頑張ってないんだよ。第一本当に頑張っているやつはな自分で頑張ってるなんて言わないもんだ。
『でも頑張ってるんですぅ!(怒)』
認めん!
『切ない〜』
あのなあその半端な誰かさんを訓練する俺の方が切ないぞ?
『そうですよね〜私を教える人って大変だと思います〜キャハ(^^)v』
刃キバキバキバキバキバキバキ!
『頭、凹んじゃいます』
凹ましてんだよ!
『フエ〜』
さっさと作業しろ!
『は〜い』
バキ!
『ハイ!』
よろしい。