新聞には自民惨敗！との文字が躍っている。都議選の自民党の大敗を受けて今後予想される衆議院選では同じく自民が大敗する予測からだ。まあその通りになるのだと思う。ただし、民主党の立場と自民党の立場からすると民主党も手放しでは喜べないといったところだろう。そもそも衆議院は50年以上の長きに渡り自民党の一党独裁で単独過半数を維持していた。今回は民主党の単独過半数は行かなかった。この分だと衆議院選の大勝がありえても果たして単独過半数を奪取できるか？との問いにはいいえと言わざるを得ない。
この小選挙区比例代表制は単独過半数が取りにくい選挙制度だからだ。故に『２大政党制』になりやすい。小選挙区３００議席１８０議席が比例代表制。比例は政党を選ぶ選挙であるから小選挙区の方で勝てなくても選挙区内でトータルラインを超えれば議席を手に入れることが出来る。ではどうなるか？思い出して欲しい。前回は自民が大勝したであろう。でも今回大敗。この度仮に政権についても次は大幅減の可能性がありうる･･･。
