トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

日本の終焉

いろいろマスコミを騒がせている今の政権。ついでに今の経済状況。多分一気につぶれることはなくても終わりに近づいていくことは想像に難くない。ここまで来ると、どういう終わり方をするのか興味が出てきた。5年後10年後なのか50年後100年後なのか知らないけれど。中国しかり、インドしかり、アメリカ、EUしかり。どこもかしこも共通の点がある。『人口』だ。日本が一番少ない。にもかかわらず世界の大国な訳。これは少人数システムで儲かる仕組みを作る時期が来てることを示しているのではないかとまえまえから思っているのですが。

今までは人数の多い大国が日本の製品をその高い技術力と価格の付加価値で購入してくれた。今はその両方が危うい。で、じゃあ日本の技術力はもう頭打ちなのか?答えは否!である。バイオテクノロジーもそうだし、環境技術もそうだし大きく技術的にリードしていることは疑いない。ただ。


金を掛けていない



既存の産業を『護る』ことは大事だ。そこで暮らす人が大多数だから。でも企業は生き物だから死ぬかも知れないリスクを犯して『新規産業』を立ち上げる博打は打ちにくい。そこで死んでもいいと思っている命がけの人材をどんどん投入する必要がある。新規の企業機軸を生み出す為に死に行く一団。犠牲者。これが企業家達だ。彼らは失敗のリスクをとってだめ元で新規参入する。政治がすることは彼らの死に水を取ること。別に彼らは本当に死ぬわけではない。命はある。ただ現行の制度では起業の失敗は致命傷になる。再起する仕組みを作り成功例が出てくるほど失敗が許容される環境を整えるのが政治の力ではなかろうか?返す必要の無い『投資金リスクマネーを基本として銀行から借りて失敗したら返さなきゃいけないシステムはなくす。ベンチャーキャピタルの国営版を作って欲しい。もてる人的資源はまだまだ活用可能だ。完全に駄目になる前に大胆な手を打ってくれ。