トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

冗談話

最近、中国語が出来ると思われて会社の中国人から普通に中国語で話しかけられる。仕事で立会いが必要なときにたまたま中国人通訳が忙しかったので、一人で中国人の職員とやり取りしていたのがそもそもの発端。


中国人は兎に角、噂話が大好きであっという間に会社中に広まる。


曰く、『トマは中国語しゃべれるようになったらしいよ?』



決してそんな事は無いのだが、まあ会話が成り立つ程度にはしゃべれるが別に流暢ではない。この間、技術部の中国人スタッフと中国語で会話してたとき『やっぱりしゃべれるじゃん!』とかぼそっと言った奴がいたので間違いなく、いらん噂が広がっているのだろう。



その内、身の回りの全ての事を自分でやれって言われてしまいそうなので、今もあまりしゃべれないと主張しているのだが、どうも会社に疑われているっぽい。



聞き取りは全くの新出単語じゃないかぎり8割以上解る。後は言い回しだが、それは喋り捲るしかないのでその内もっと上手くなると思う。


まあ、新幹線チケットとか長距離バスとか買い物とかは不自由無くこなせるので問題ないが、航空券だけは手続きが良く解らなくて自分で手配できない。後は大概何とかなるんだけどね。


最近、日本語をかじった事がある中国人には日本語が出来る中国人と間違われる事が多い。ワシの日本語は発音が変なのだろうか?中国語上手いですねと言われるのは正直嬉しいが、『日本語お上手ですね。』と中国語で言われた日には、非常に複雑な気持ちだった。


つか最近、中国語会話中にいきなり日本語で話しかけれられると『中国語』で会話を返してしまうので困っている。


大体、私に話しかけてくるのは通訳の人なのでそうなると、途中から中国語会話になって、私が解らないと日本語を話すみたいになっている。そんな訳で中国語と日本語の境目が非常に曖昧だ。


はっきり使い分けられるのは英語で会話するとき。こちらは片言だが、相手の中国人は流暢な英語で話しかけてくる。中国人の話す英語に日本人が中国語で返すのはなんとも滑稽だが、正直しゃべりに関しては英語より中国語の方が達者になってしまったので、仕方が無い。


最近、一番落ち込んだのは中国語のメニューを見ながらナチュラルに日本食を注文した事に後で気がついた事。


メニューを見ながら何か違和感を感じたのだが、意味が理解できたので日本語で書いてあると錯覚してしまい注文をした。次の注文をしようと思ってメニューを見ていたら店員が『すいませんお客さん、日本語のメニューこちらです。』と日本語で言われて気がついた。


店員さんも普通に私が注文するので持っているメニューが中国語仕様だとすぐには気がつかなかったらしい…。


店員さんに言われて数秒。自爆した感じがして絶句してしまった。完全に日本語メニューだと思い込んで注文していた…。


私に中国語を教えてくれた会社の偉い人は『言語の勉強は階段式に出来るようになる。一定の学習量を積むと一度直角に成長する。』と言っていた。読めないものがある日突然読めた訳だから、きっとそう言う事なのだろう。