悪名高き『電通』ですが、その電通の社員が書いているコラムが面白い。
どうもニューヨークだかどっかで赴任しながら仕事しているようだが、この人の言っている事が本当に身を持って判る。解りすぎる。
この人物はそれなりの学歴とそれなりの実力を持って仕事に従事している事は間違いないだろうが、こと英会話の取り組みについては大変苦労もしている。その苦労の内容と結局ネイティブスピーカーと意思疎通を図るにはいかようにすべきか?という点がほぼ同じ答えなのが面白い。
結局、言葉はコミュニケーション手段に過ぎないので、通じればいいんです。文法がめちゃくちゃだろうが、幼稚な言い回しだろうが通じればいい。まずは。赤ちゃんや子供が丁寧な言葉を操れないのと同じです。
でも絶対に精度を上げて取り組まなければいけない項目が一つ。
『発音!』
これだけは絶対に妥協してはならない。常に自分の言葉をチェックして日本人的な発音にならないように意識する必要がある。これさえ気をつけるだけでかなり言語は通じると思う。
発音は間違った発音で定着すると『耳』が出来てしまい、その発音でしか話せなくなってしまう。修正するのは非常に大変で時間が掛かる。だから常に意識して正しい発音を練習する必要がある。
これは私見だが、日常会話可能な語彙数を正確な発音で身につければ後はどんどん語彙が増えても正確な発音で語彙数を増やせると思う。この基礎が出来た段階がしゃべれる状態なんだと思う。まだ私はそこに届いていない。