トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

もういいよ、こういう話

『35歳すぎて結婚できる男は3%』


2010年の国税調査を元に、35〜40歳の未婚率の推移を差し引きして3%減ったから3%は少なくも結婚したと仮定しての話らしい。


これ離婚して結婚した人はカウントできないでしょ?例えば20代で離婚してて35過ぎてバツイチ婚した人も未婚から結婚した事になる。実際はもっと低い可能性もある。またもっと高い可能性も否定できない。


と言うことは根拠にしている統計が信用出来ないってことだからそもそも理屈が破綻してるわけでしょう?


この結婚できない論の支持者は殆どもれなく『結婚相談所ビジネス』に絡んでいる人。もうこれでお里が知れる。確かに少子化が進んでいるから結婚率が下がって未婚率が上がっていると思う。でも、少子化だけにクローズアップしたら、結婚するかしないかは関係ない。


フランスは手厚く『婚外子』を守る制度が充実しているので出生率がV字回復した。つまり、私が言いたいのは『結婚しなくても子供が増えればいいんでしょ?』ってこと。日本では母子家庭も十分にケアされないのに父子家庭にはそもそも援助が無い。これが問題。


子供は未来の財産なのだからそれこそ江戸時代みたいに『社会で育てる』体制を国が、自治体が、民間が、民衆がみんなで作れば良い。その上で結婚したい人は結婚を選択してしたくない人はしなければ良い。子供を産み育てるのと結婚をセットにするというシステムが破綻しているのだからそうしないで上手く行く仕組みを新しく作る事が急務。


わけの解らない統計で民衆を煽っても笑われるだけだ。


ルールを『基本法』を決めてくれ。後はこっちで料理する。自治体が、さらにそこに住む人々がカスタマイズするから。折角、要望があるのに汲み取れて居ない。