私の会社は中小企業〜w
給与改定で大幅に賃金は切られ、今後の成長も覚束無い事この上ない。中国へ来て仕事して中国語も勉強しているし、なぜか重要な仕事もさせてもらえるけど基本的には行き当たりばったりの情けない仕事。
さて、最近柄にも無くいかんともしがたい状況に悩んでみたりしたのだが、ここへ来てやっと光が見え始めてきた。私が感覚的に思っていることに『悩みは乗り越えれば強くなるが次にくる悩みは大きくなる。』というものがある。
乗り越えられずに逃げてしまうと『同じ悩み』で堂々巡りをする羽目に陥る。悩みとは結局解決策は無いと私は思う。アドバイスされて何とかなるのは悩みではなく『迷い』だ。悩みは自分で結論を出し、『これで行く!』と決める事で乗り越えるものだと私は思っている。だから、同種の悩みでは決して悩まなくなる。これが乗り越えた状態。
だが、ひとつの悩みを乗り越えて成長した分、次に悩むのはその『成長した自分』ですら太刀打ちできない『悩み』が発生したときだ。だから相対的にどんどん悩みを乗り越えれば乗り越えるほど大きな悩みに行き着く。
たった一人では会社の流れも帰られないし、ましてや取締役やら組合幹部やらのお歴々を説き伏せて会社を立ち直らせるなんて土台無理と思っていたが、『そんなことはやってみなけりゃ解らん!』と開き直れる事柄に出会えた。やっと面白くなってきた。前は職場環境を変えたかった。閉塞感のある我が部署に希望をもたらしたかった。会社に力になれる部署であることを満天下に知らしめて職員のプライドを確立したかった。
これはある仕事を通じて私が金賞をとり、それがきっかけで社内公演を行う機会を設けてもらい、当時の常務取締役から直々にほめてもらう事で達成できた。会社理事からも感謝された出来事だった。当時、所属部の部長は『ここの部長になって8年、正直仕事にプライドをもてなかったが、トマのお陰でそのプライドを取り戻せた。』と仰っていた。だから自分が職場を出て中国に行くまで雰囲気は良かった。今は元に戻っているらしい。
そして今。
本当にこの会社終わってんな!
もう、いろんなところが制度限界。いっそ潰れちまえ!と思うことあり過ぎです。しかもワシ一人ではまったく無力。鼻くそ程の力も無い。でも、2年この中国でもがき苦しんできたお陰でやっと開眼するかもしれないところまで漕ぎ着けた。時間がかかったが、やっとこの悩みと戦える準備が整ってきた。それが完成できたら私が目指してきた『起業』が出来る実力がついたということなのだろう。残念ながらあと二年では間に合いそうに無い。40歳で起業を目指したがそれは無理そうだ。でも40歳を目標にしたからそれが今見えてきたともいえる。そして具体的到達点が見えたのだからよしとしよう。
問題は計画を書き直して再スケジュール化しないといけない。
さあ、戦闘開始だ。なんだかワクワクしてきたぞ。