負けた。完全に負けた。もう完膚なきまで。ぐうの音も出ない。
ネットである記事を見かけた。
(以下記事抜粋)
私の答えた“ communication tool ”とは、なんと牧歌的な言葉でしょう。
自分と違う価値観の人、自分と異なる文化の人と話ができたら楽しいじゃん! ブログネタも見つかるかもしれないし、などと考えている私の脳天気さをそのままに表す回答です。
そこには「今とは違う生活を手に入れたい」という思いも、英語こそが、自分を違う世界に連れて行ってくれる魔法の鍵であるという認識もありません。
(抜粋終わり)
上記の言葉は『What is English to you ?』とフィリピン人の英語の先生に質問された時の返答にたいしての筆者感想です。
筆者は返答に『It's a tool to communicate with people in other countries.』と答えました。
殆どの日本人はその様に答えるのではないでしょうか?
以下がそのやり取りのトマ訳です。間違っているかもしれませんが、その辺はご容赦。
英語の先生『What is English to you ?』
『あなたにとって英語とは何ですか?』
意訳 ⇒何のために英語を勉強するの?
筆者『It's a tool to communicate with people in other countries.』
『他の国の人とコミュニケーションするための道具ですから…。』
意訳 ⇒世界中のいろんな人としゃべれるしねwww
だもの、英語上手くなる訳ね〜よ!
そもそも彼ら彼女らは勝負感が違う。英語はキャリアパスそのもの。今まで自分が触れることすら叶わなかった世界への鍵になりうる魔法のアイテムなんだもの。ハナから勝負にならん。いっつも気をつけてたハズなのに私はまだ理解してなかった。この話題は英語だけど自分の中国語を学ぶ姿勢がまだまだまだまだ目の色変るくらい真剣じゃなかった!とまたまた反省した。
語学を学ぶには明確な目的が必要です!
なんて、ちゃんちゃらおかしい。『生き方を変える為に英語が必要なんだ!』って感覚なんだね彼らは。そりゃ、勝てない。そりゃ、相手は飛躍的に上達するは。なんか見せ付けられた。所詮、恵まれた国、日本の人なんだ自分はと、がっかりした。
また頑張らないと申し訳無さ過ぎる…。
カイジという漫画に中国人が日本に渡って仕事する為に日本語の本を買うか『肉まん』を買うかを迷うシーンがあった。結局日本語の教科書をかったのかな?あの気持ちだよな。その肉まんも日本語の教科書もその人の収入からしたらかなりの金額だった。特に金銭が得られない内陸部の人たちはまだまだそう言う人たちが多い。そのハングリー精神が己にあるのか?その漫画では中国人の人が迷うシーンでこう述懐する。『日本ではバイトすら月に17万稼ぐと言う…。こっちじゃ一年分の給料だ…。』だいたいこんな感じ。補足すると、都市部の最低賃金クラスの労働者の年収だね。どっちにしろひと月で1年の年収相当の稼ぎになる可能性が否定できないといったところでしょうか。
それを思い出して、自分の勉強モチベーションが弱くなっていることを自覚した。本当に申し訳ない。学習機会や能力開発のチャンスに恵まれた人は恵まれなかった人達の為に役に立つ事をしなきゃいけないと私は思って来た。でもまだその自覚が足りなかった。
偉そうに…。本当に偉そうにしてるな自分。
まだまだ修業不足。まだまだ努力が足りないと反省しきりです。