トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

新HSK受験の事

一応、最後の中国駐在年に入ったのでかねてからの計画を実行に移したい。自分の甘さと元来の面倒臭がりの性質の性でここまで引っ張ってしまったのが残念だがここで言い訳と情報の整理をしてみたい。


まず、2010年に赴任して半年は仕事も慣れず、言葉もろくに解らなかった為HSKなる存在も知らなかった。半年くらい経ってからHSKの存在を知ったのだ。中国語標準能力検定試験。ところが、お国柄なのかナンなのか。このHSKは実は2種類ある。新旧があるのだ。旧型は北京外語大学が中心になって作成したもので新型は中国政府機関が作ったものだ。知名度は今新型が追い抜こうとしているところ。権威はまだ旧型の方が上らしい。中国政府は一大学のやってることよりも政府直轄の新HSKに注目しましょう〜と宣伝している。


実際このへんも所轄官庁の権力闘争とその利権闘争の関係で新旧混在のシステムが無理やり運用されているのである。


で、じゃあ実際受験する『外国人』からしたらどっちが有効性高いの?となる訳ですが、これが一応、新HSKの方が比較対象があって欧州の英検的な英語能力判定に準じているらしい。多分その英検の能力判定基準を丸パクリしたものだと思われる。試験形式はTOEICとかに近いかもしれない。


そんなこんなが有って実際どれを選択して受験しようかと決められずにいたのもズルズルしていた一因。結局新HSKに的を絞って受験する意思を固めた。


さて次の段階。受験手続です。


これが、日本の資格試験の類ならば簡単です。日本語で申し込めばいいのだから…。どっこいこっちは中国ざます。申し込みも中国語。まあこの辺は一部英語で対応してくれたり、場合によっては日本語があったりします。受験地域も当然中国国内。さて受験地って何処よ?

北京、成都重慶、天津…。



なめてんのか!



ああ、良かった。上海あるじゃない。


上海は120キロ先ですが他は400キロ以上離れてるはずです。だって新幹線で5〜6時間よ?試験会場最寄り駅まで。


で、その上海も最寄り駅到着後、試験会場の大学やら企業にたどり着く必要がある。しかも普通に公共交通機関を使って…。


ところで私が受けようとしているHSK3級は『日常会話レベルの習得が出来、旅行などもでも現地でおおむねコミュニケーションが取れるレベル。』とあった。え〜と。『俺、今やってることがそのまま3級合格レベルじゃね?』と思ったのは内緒だ。


これで試験落ちたら逆に落ち込むは…。まあ落ちるかも知らんけど。試験形式は初めてだし。


で、通訳に住所を調べてもらったんですが、その試験会場の到達ルートを一緒にネットで見てて『これ地下鉄2号線で空港駅から一本でいけるでしょ?』と聞いたら『トマさん良く知ってますね。私、教えなくても大丈夫じゃないですか?』と言われた…。


だってあなた上海に住んでいたじゃん!だから確認の為に聞いたのに…。いいから最寄り駅の名前教えてくれ。つか検索の仕方解ったから自分で調べる…。


そして10分ほどで最寄り駅判明。漢字は読める字だったのでこれで最寄り駅までは到達可能。後は徒歩で2〜3分ほどの距離で到着できる場所だった。


HSKはネットで申し込み予約をして料金を現地に直に払いに行かなくてはならない。そして試験当日試験を受けに行かなくてはならないのだ。つまり、2回試験会場に行く必要がある。まあ、試験会場の下見を兼ねて金払いに来いって事なんだろう。


で。ここまで読んでくれた人はご理解頂けると思うが、これだけ一人で出来る人なら別に3級までは受験しなくてよくね?と思うでしょう。まあ、一応試験なれしたいのと、本来目指すのは所謂、ビジネスレベル中国語と言われる4級です。4級まで合格すると実は中国の大学を受験できる。まあ中国の大学は受ける気は無いけど…。


閑話休題始まり)


実は日本語を外国人に教える資格ってのもあるのよね。詳細は解らないけど。これHSKとあわせ技で取ったら結構有効ではないだろうか?


閑話休題終わり)


と言う訳で。

受験申し込みは何とかなりそうだ。ではいつ受験するかです。


6月か7月を予定してます。一から調べて受験地の下調べもして受験してみます。もちろん受けるからには合格狙って。がんばりますよ。そして今年中に4級合格を目指す!そしたらまた違う人生が開けるかもしれません。