『一体であり得ないものを一体と言う感覚』というブログを読んだ。
そのブログのくだりに『「労」と「使」ってのは、本来的にはどうやったって利害が相いれない部分があるのです。でなければ、労働組合法とか労働関係調整法とかって法律は要らんわけです。これらの法律がある理由は、絶対に最後は交わらない利害を持つ「労働者」と「使用者」の間の利害調整は、法律によって強制的に行わなければならない部分があるから、なのです。』
とあった。
法律の側面を解りやすく感じ取れた。絶対に交わらない利害調整の為に法をさだむる。本質的にそう言うことなんだな。
であれば『わたみ』の某社長が言っていることの違和感がナンだったのか解る。やはり、直感で『おかしいな？』と思う事には何かあるんだ。彼の発言にはいろいろ違和感を感じる雑誌のコラムを読んでもテレビのコメントを聞いても納得できた事が一度も無い。東京都知事選で負けたのもうなずける。東京都民は間違った選択をしなかった事は非常に幸いだった。
もっとも、現都知事がいっているように現政権がグタグタなのでもっと大事な権力の使い道を間違っているのだろうが…。いつになったら修正するチャンスが巡って来るのか解らないがその時は修正可能な選択肢が目の前にある事を望む。
