中国の新聞でこんな記事を見かけた。
(記事抜粋)
中国では今、「剰女」(売れ残りの女性)という言葉をよく耳にするが、北京に暮らすフリーライター林秋子さんはこのほど、この問題を分析した記事を発表。経済発展という点で、中国と日本は異なる位置に立っているが、社会の発展の過程で、独立し、自分で願っているにしろ、いないにしろ「剰女」になる女性が増加しているという点では共通していると指摘している。中国国営の通信社「中国新聞社」が報じた。
記事の中で林さんは、今の日本の「剰女」は、従来の結婚紹介所や現代のインターネット婚活だけでなく、結婚紹介所主催のコンパや職業の違う男女が集まるコンパ、オタクの男女が集まるコンパ、さらには日本の多くの農家は土地など多くの財産を持っているものの、生活スタイルが原因で出会いがなく「売れ残っている」男子を求めて、都市に住む女性が田舎に行くお見合いなどに参加するなど、「婚活」に必死になっていると指摘。
それでも日本にはたくさんの「剰女」がまだいる。 「婚活時代」では、大きく分けて2つのタイプの「剰女」がいると林さんは指摘する。そのうちの一つは気楽な専業主婦になりたいタイプ。
夫が稼いだお金で、シーズンごとに新しいブランドものの服を買い、1年に一回は海外旅行に…。こんな生活を夢見ているのだ。しかし、このような暮らしを妻に与えられる日本の男性は今、限られている。
(記事抜粋終わり)
日本も中国も晩婚化が進みどっちが元祖かわかりませんが『婚活』が激化しているそうです。
中国では20〜24歳が先ず結婚適齢期第一期でそれを超えると25〜28歳が第二期、29〜32歳が第三期でこれを超えるとほぼ不可能という認識である女性が多い。
この中でもっとも気合が入るのが第一期である。大卒の女性はいきなり第二期からスタートなので最初からハードルが高い。ハードルが高い上に望みも高いので難しくなる。
ただ、中国と日本で決定的に違うのは中国人女性は日本人女性ほど『イケメン嗜好』が無いということ。
外観よりも『条件重視』なのである。
サンプル数が少ないので過半数とはいえないかもしれないが20名ほどの20〜24歳の中国人女性に聞いてみた感じでは結婚条件の上位3条件は以下の感じである。
1.経済力がある事
2.タバコ吸わない事
3.料理が出来る事
4.に『浮気しない事』
まあこれは当たり前なので割愛したが。中国人女性は強気で情に厚い女性が多い傾向にあるので浮気がばれると結構洒落にならない報復がある。これは日本の比ではないと思う。間違っても泣き寝入りする女性はいないと思った方が良い。
80年代後半から90年代生まれの女子は料理が出来る子が少ない。家庭も母親が料理が下手で父親がお袋の味ならぬ親父の味で育てる家庭が実は多い。
そして、経済力の部分だが、これは『日系企業で日本円で給料をもらう男性』と言う言葉に置き換えられる。経済格差の性で中国元での収入から考えるとまだまだ日本企業の給料は安定な上に魅力的な金額なのである。もしくは中国でメッサ稼いでいる中国人ヤンエグ(死語か?)
どちらにしてもどこの国に言っても世知辛い世の中のだと思うのは私だけでしょうか?