日経ネット版に面白い記事が。
(記事抜粋)
「父ちゃんの立場指数って何ですか」
「毎月発表される全国百貨店売上高のうち、紳士服売上高と婦人服売上高の前年同月比の増減率の差のこと。例えば紳士服売上高が5%増えて、婦人服が4%なら、差し引き1%。一方、紳士服が0%で婦人服がプラス3%なら、差し引きマイナス3%。これがかなり景気の動きと一致するんだ」
「どうしてですか」
「父ちゃんの服の支出は景気が悪くなると真っ先に削られる。『あなた、最近、稼ぎが悪いから、服を買うのを節約してちょうだいね』っていう感じ。一方、母ちゃんは服の購入はあまり減らさない。そして景気に明るさが見えれば、母ちゃんのお許しが出て、父ちゃんも服を買えるようになる。だから、この2つの伸び率の差を比べれば、景気の状況が分かるってわけ」
「これって誰が作っている統計?」
「開発者は、大手証券で国際市場分析部長やチーフ・ストラテジストなどを務めた後、現在は投資評論家をしている馬渕治好・オフィス セントポーリア代表。父ちゃんの立場指数は長期で見ても、例えば代表的な景気指標である内閣府発表の景気動向指数などと大きなトレンドはかなり連動している。しかも百貨店売上高は翌月の半ば過ぎに発表されるので比較的速報性がある」
(記事抜粋終了)
父ちゃんって真っ先に犠牲になって回復は一番後なのね…。
さ、寂しすぎる…。