トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

涙無くては語れない・・・。

もうこの人の発言は涙無くては語れない。

どうしてこんな素敵な女性が馬鹿を見なきゃいけないのか?ウソだろ言いたい。もうこんな女性が自分の彼女だったら最高だよねと思う。結婚も考えるだろうきっと。まあ、その呟きを全文掲載するので暇な人は読んでみて欲しい。


(全文掲載)

『私はどうすればよかったんだろう。』

「今時よくいる馬鹿な女は無理なんだよね」と言っていた人を好きになった。

見た目を適度に鍛えて、清潔感を大切にしていた。

ゆるふわとかモテ服とかじゃなかったけど、

キャリア系の雑誌を読んで、きちんと見えるようにはしていたし、

化粧も髪型も、人並みにはちゃんとしてたと思う。

女の後輩たちや、友達には、「憧れる」って言って貰えて、

男の人からもたまには声をかけられたりしていた。

そんな時、好きだった人に

「お前みたいにちゃんとした人が好き」って言ってもらえて、

付き合うことになった。

自立してない女は無理って言われたから仕事頑張った。

彼氏より少しだけ収入は多いくらいになった。

奢られて当然な女なんて信じられないって言ってたのを知って、

外食も、デートも、同棲する時の資金も、半分出すようにした。

彼のプライドを守るためにレジ前で出したりしない。家に帰ったりしてから。

いいよ、俺が出すからって言われた時は、じゃあ次は私に出させてって言った。

家事ができない女の番組を見て蔑むような表情をしていた。

だから部屋はいつも綺麗にしていたし、

料理も自力で勉強して、美味しいと言ってもらっていた。

弱音を吐いたり、甘えたりしなかった。負担になりたくなかったから。

彼が珍しく落ち込んでる時は話を聴いて励ました。

セックスも、求められれば応じた。されたことにはお返しをした。

ありがとうや、大好き、も日頃からちゃんと伝えられていたとは思う。

私は彼をいつも尊敬していたし、彼も私を尊重して、

大切にしてくれていたと思う。

周りからも認められて、そろそろ結婚か?なんて言われて。

彼は、いい女見つけたなーとか言われてて、私はそれが嬉しかった。

付き合って3年半、彼が好きな人ができたから別れて欲しいって言ってきた。

相手に子供もいるらしい。

私の後輩だった。

エビちゃんOLみたいで、甘ったるい声で喋って、会社ではよく失敗して怒られて、

その度に泣いて、デスクの上に熊の人形を飾ってて、キラキラしたネイルをしてて、

おっぱい大きくて、男の人に奢ってもらうのは当然ですよぉーって公言してて、

私料理できないからお弁当はお母さんが作ってくれるんですぅってヘラヘラしているような子だった。

先輩かっこいいですー憧れるなぁーって言ってた、先月急に会社を辞めた、後輩の子だった。


私はわかったって言った。

同棲していた部屋を引き払うとき、かかった費用のキッチリ半分を請求したら、

そういうとこが嫌だったって言われた。口座には、私が請求した倍の金額が振り込まれてた。


私はどうすればよかったんだろう。

(全文掲載終わり)

まあ、穿った見方をすればこれが事実かどうか解らないですよ。もしかしたら盛っているかもしれません。でもそこは考えずに正直にこの文章を取ったとして、『それはないだろ?』と思わずにはいられません。彼氏の好み言っていることとやっていることが違いすぎるじゃないか。


バブル世代をいいなぁ〜と見上げてきた氷河期世代の自分はこう言う話を耳にし、目にするたび思い出す曲がある。


大黒摩季『夏が来る』


もうなんかおかしいよ本当に。

この記事を書いた女性の影の努力たるやいくばくか。こんな人今時中々探したって見つからないと思うよ本当に。なんか世の中の不条理を感じずにはいられない。こういう人こそ本当に幸せになる権利があると思う。