婚活という言葉が世間一般で認知されてしばらく経つ。最近は婚活に疲れた人が行く精神病の外来があるとか無いとか。
そこまでして結婚を真剣に考えているのだからきっとその人達は真面目で良心的なひとなのだろうと私は思っていない。いや、少なからずそう言う人もいるのだろうが。
メディアの性なのか『負け犬の遠吠え』を読んだからなのか解らないが、真摯に取り組んでいる女性よりも目を血走らせて鵜の目鷹の目でより好条件の候補者を探している女性像しか頭に浮かんでこない。
もう取り付かれたら一生終わりのような妖怪じみた婚活女子のイメージしか沸いてこないのだ。
私の友人に婚活を一生懸命頑張っている人物がいる。高学歴で仕事も安定しているし、ギャンブルやら酒・タバコもやらない非常に安全性の高い人格の好漢である。でも結婚したという話を聞かないので結婚していないのだろうと思う。
なんで世の中そんなに必死に彼氏彼女を結婚目的で求めているのに結果、不幸なミスマッチが多いのか?理由を知りたいとも思わないが、きっと目指す方向性が違うのか、そんなこと考えるのが、徒労に終る分野なのかどちらかなのだろう。頭が悪いから私には解らない。
昨日も日記に書いたが本当の意味で努力して努力して行き詰って、困り果てているような婚活女性は大黒摩季の『夏が来る』に出てくるような女性だと思う。他に何やったら良いか解らないもの。
(歌詞抜粋)
年をとるのは素敵なコトです
イジけないネタまない間違ってなんかない
こんな私を可愛い奴だと抱きしめてくれるのは
優しいパパと親友だけ
そういえばママもお嬢様
夏が来るきっと夏が来る頑張ってるんだから絶対来る
恐がられても煙たがられても
諦めない・悔しいじゃない・もう後には引けない
「何が足りない…。どこが良くない…。」
どんなに努力し続けても
残されるのはあぁ結局
何でも知ってる女王様
(歌詞抜粋終わり)
こんな女性いたら絶対買いですよ。
元WBA世界ミドル級チャンピオンの竹原慎二さんが言ってた。チャンピオンだった当時、『次も頑張ってチャンピオン防衛できるように応援する!』という女性はたくさん居たとのコト。でも『もう十分だから、あなたは夢をかなえたのだから身体を壊さないうちに負けて欲しい』と言った女性がいたそうな。
それが現在の奥様らしいです。
婚活女子に言いたい事。自分が思う究極の努力をしてそれでも上手くいかない事は残念ながらあるかもしれません。でも上手くいく人はすべからく思いつく限りの努力をしているのでしょう。その中で上手くいかない時に思い返してください。その努力は一体誰の為の努力ですか?
私が結論じみた事を言えるような偉そうな人間ではありませんが、きっと努力が自分の為である限りどこかで『こんなに頑張っているのに!!』という負のオーラを纏ってしまうことでしょう。人間、やらされている努力ややってやっている努力の上で『安心』を得るのは難しいと思います。だから努力が報われないのかも知れません。
その努力は一体誰の為の努力なんでしょうか?