トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

世界各国で強まる動画規制

下記は中国での出来事だが、日本でもリッピング規制が新たになった様に全体として『動画』規制が進んでいる。著作権を守るのは基本だし、社会に対して不適当な動画を取り締まる事は社会通念上大事な事である。ただ難しいのがどこまでそれを徹底するかだ。

(新聞記事抜粋)

中国の国家ラジオ映画テレビ総局と国家インターネット情報弁公室は11日までに、動画サイト運営会社に対して、ネット上で配信するドラマや短編映画などの自主検閲を命じる通達を出した。中国当局ミニブログの書き込みへの検閲も強めている。今年秋の最高指導部の刷新に向けてネット世論を安定させる狙いがあるとみられる。

 通達によると、ネット配信する前に動画サイトの運営会社が動画の内容を審査する仕組みを導入することを命じた。運営会社の責任者を明確化し、過度な暴力や性的な描写の削除を要求するとともに、道徳心などを高めるドラマや映画の制作を奨励する。

 同総局によると、ネットで配信される動画はテレビや映画と異なり、事前に審査する制度が未整備だったため、低俗で社会秩序を損なう作品が多かった。関係者によると、中国政府を批判する内容があったことも、今回の規制導入の背景となったという。

 中国当局は今秋の最高指導部の交代に備え、ネット世論の監視を強化している。北京市などでミニブログの利用に実名の登録を義務付けたり、重慶市郊外で起きている住民の暴動や、妻の殺人容疑や汚職などで失脚した薄熙来氏に関するネット上の書き込みがすぐに削除されたりする状況が続いている。

(新聞記事抜粋)


どうやってもいたちごっこが続くのだろうが、表現の自由と規制の丁度良い妥協点を見つけて欲しい。