トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

最近仕事で嬉しい事

あまり経験の無い事ですが…。


最近元いた部署の課長さんが現在進めているプロジェクトでもの凄く味方になってくれて正直嬉しい。


歴代の上司、課長でここまでいろいろ相談できる味方は少なかった…。2007年は私が作った計画が元で首になりかけたし…。その時の上司は特にあれこれ指示するタイプではなかったが、『死に水は取ってやる』と言ってくださった。細かい指示が無い代わりにケツは持ってくれる人だったので腹が決まって何とか潜り抜ける事ができた。


そして中国に来る直前まで上司だった課長さん。もうリーダーシップはどこかへ置いて行ってしまった人。優柔不断で決められない上司の典型。でもプライドだけは非常に高い。まあ、いろいろ大変だったけど…。殆どその上の部長と丁々発止やり取りして仕事を片づける状態だった。


そして、現在は海外営業部へ移り部長直属となったので各的には課長と同格なんですが、如何せん権限が無いので責任ばかり重くて大変。関係部署が多岐に渡るのであっちこっちと調整しつつ責任部署に『承認』を取り付けなきゃいけない仕事。しかも前例は例によって『無い』ので共通認識の構築からやらなければならず『こっちの考え』を理解してもらうのが大変。前例が無いから向こうも向こうで『向こうの考え』を押し切ろうとする。当然、他部署だからその部署の利益が最大になるように『向こうの考え』を構築するゆえに起こる問題である。



複数部署にこゆ通認識を構築し、責任を明確にしながら責任を分散して持ってもらう作業は胃が痛くなる。だってどこも『責任』なんて持ちたくない。美味しいところだけもらいたいのだから。で。こっちと言えば平もヒラですから、責任を取っていただく人は全部偉い人です。偉い人に『嫌だ』と言われれば『いいよ』と言ってもらえるまで条件交渉をしなければならない。もはや官僚さながらである。おかしいよね。だって会社のルールを作る仕事をしてるのにね〜。嫌とか無いでしょ。じゃあおめーやれって話ですよ。


まあそうでもなんでも仕事なんでやれと命令されれば形にしなきゃいけないのが宮仕えの厳しいところ。無能な脳味噌をひねって対応する訳です。


それが今回は元いた部署の別の課長さんが協力にバックアップしてくれるので非常に意思決定が早く仕事がぐっとしやすくなりました。英語解る人だから相談もしやすいし。中国語は全く解らないので翻訳やら説明が面倒なことがありますがそれは仕方が無い。


もっと自分が語学が堪能ならばもっと楽なんだろうけどそれは今のところ努力目標なので申し訳ない…。