トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

一流企業の底力

日経新聞パナソニックのリストラ記事が載る様になってしばらく経つ。下記がその最新版となる記事な訳ですが。


日経新聞記事抜粋)

パナソニックの経営側は週内にも労働組合に同内容を提案し、労使間で正式に協議に入る見通し。具体的には9〜10月にかけて部門別に早期希望退職の募集を開始。年内から年度末にかけ、研究開発部門では約1割に当たる200人程度、それ以外の本社部門などでも600人以上を削減し、最大1000人程度の削減を想定している。

 約7000人いる本社社員は早期希望退職に加え、本社から機能を切り離して新設される予定の本社サポート部門「プロフェッショナルサービス部門(仮称)」に移るほか、子会社や各事業部門などに順次異動し、大幅に縮小される予定。

(日経新聞記事抜粋終わり)


こういった思い切った組織改革を一気に行なう事が出来るのが一流企業の底力だと思う。ある意味恐ろしい訳だがそれだけ力があるともいえる。ただ、ここでリストラされるもしくは自ら進んでリストラを受け入れる人達は間違い無く一流の人材足りえる可能性を持った人たち。これが他国の企業へ流れたりするのは憂慮すべき事である。


技術系のリストラは全技術員の10%ほどだと言うが、数値以上に出て行く技術は多いと思う。パナソニックは再生に向けて大鉈を揮い自ら血を流してもぶんばる気力を見せているが他方、ソニーはそう言ったアナウンスが聞こえてこない。日本家電全負け状態なのに大丈夫なのだろうか。

まあ他人の心配するより自分の心配が先ですけどね。