トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

世界名門大学の授業を無料で受講

中国ではネットで有名大学の講義を無料で受講できるシステムがある。どんどん日本人の教育レベルが低下する中でこれは非常に驚異になる話だと思う。

(新聞記事抜粋)

オックスフォード大、英ケンブリッジ大、米ハーバード大――。中国に居ながら、世界の名だたる名門大学の授業が受講できると言えば、不思議に思うだろうか。中国では今、インターネットのポータルサイトが相次いで世界の大学の公開講座の映像を無料配信し始め、中国の社会格差を教育面から是正する試みとして注目を集めている。


網易(ポータルサイト名)の広報担当者は「中国の教育格差は大きい。世界の良質な教育資源を中国の一般のネットユーザーに提供し、少しでも教育格差の是正に貢献したい」と話す。今後は講座数をさらに増やし「ネット上の総合大学を目指したい」と意気込む。

 中国では近年の経済発展に伴い、社会格差とともに教育格差も広がるばかりだ。中国メディアが伝えた調査によると、600万元(約7500万円)以上の個人資産を持つ富裕層270万人を対象に調べたところ、その85%が子供に海外留学させているという。

 天津のニュースサイト「天津網」によると、天津市のエリート高校に支払う入学金に当たる「選択校費」の平均は、同市の個人平均年収の1.2倍に当たる2万4000元(1元12.6円)におよぶ。中国紙によると、北京市の場合、選択校費は6万〜25万元に上るという。

 網易がサービスを始めたきっかけは、日本でも「ハーバード白熱教室」としてテレビで放送され話題となった米ハーバード大のマイケル・サンデル教授の公開講座「ジャスティス」だ。中国でも10年初頭にインターネット上の動画投稿サイトで話題となった。直後に網易の担当者がいくつかの海外の名門大に出向いて公開講座担当者の話を聞き、「公開講座を中国にも広めたい」と決意したという。

(記事抜粋終わり)


日本もこういった試みをガンガンして広く優秀な人材が育つような仕組みと教育を今一度作り直して欲しい。