トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

2012年度2次補正予算成立

日経新聞によると『緊急経済対策を盛り込んだ総額約13兆1千億円の2012年度補正予算が26日午後、参院本会議で可決、成立した。補正予算としては09年度第1次補正に次ぐ過去2番目の規模。参院では野党が過半数を握るため、本会議で否決される可能性が指摘されていた。ただ自民、公明両党に加え、日本維新の会新党改革などが賛成。参院で否決されても衆院の議決が優先する憲法衆院優越規定を適用することなく、成立した。』との事らしい。


これは、政府与党の補正予算案がぐうの音も出ないほど素晴しい議案であったから、素通りした訳では無いはずだ。与党は参議院では過半数割れをおこしているのだから野党としては完全に攻めどころな訳で、7月の参議院議員選挙をにらんだら絶対に補正予算は否決しなければならない情勢のはずである。


もっともそれでは国民の事を全く考えない野党だとの謗りはまぬがれない訳だが。腑に落ちないのは補正があっけなく通った事に対して大マスコミがこれまたそっけなく報道しているように見える事だ。くだらない揚げ足をとって与党を叩くことを楽しみしている件の腐ったマスコミにしては随分と大人しい。3年前『政権交代が最大の景気対策』などと言って見事に政権後退を招いたどっかの党が出てきた時とはまるで違う対応だ。


ここへ来てマスコミが良心を取り戻したとは考えにくい。もはや民主党の凋落を目の当たりにして諦めたのか?7月の参議院議員選挙で自民率いる連立与党が勝利した場合、長期安定政権が誕生する可能性が高い。そうなれば円安の安定状況を鑑みて今から懐柔でも狙っているのでしょうか?


なんで今回補正がすんなり通ったのか凄く知りたい。納得いく視点が欲しい。