トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

信義に劣る。

貧すれば鈍する。


サムスンからの出資が発表になった6日午後4時、シャープの社員向けサイトに社長の奥田のメッセージが掲載された。サムスンからの出資は経営への関与につながるものではありません。事業規模が競争力を左右する液晶産業というパワーゲームに、サムスンとの協業を通じて当社の強みを最大限に発揮しようとするものです』


ネット記事から抜粋。


状況からすればきっとサムスンとの連携をした方が合理性があるのだろう。しかし、フォックスコンとの提携を先にしている以上、敵対会社になるサムスンとの提携はフォックスコンに裏切りと取られても仕方が無い。確かにフォックスコンは強引だし、シャープの思惑とは違う動きもあるのだろう。でもそのリスクを取って共闘を掲げたのだから、今更さらにややこしい相手をややこしいタイミングで仲間に巻き込むのはどうだろうか?


完全に『貧すれば鈍する』になってしまっていないか?信義を優先して滅ぶ事もあるのかもしれないが、信義も守れずに存続した企業に果たして信頼、信用がついてくるのだろうか?苦しかろうがなんだろうが、勝負すべき時なんではなかろうか?