トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

ホリエモン会見情報を閲覧して

日経新聞に元ライブドア堀江氏の会見記事が載っていた。

(記事抜粋)

内面は、変わったかもしれないし、変わってないかもしれない。2004年ごろは、注目されて、こうやって囲まれて、質問受けて返すということに慣れていなかった。あとは若かった、怖いもの知らずだった。わりとイケイケでやってたし、あんまり考えないで発言していた。それによって反発も受けましたけれど、べつに反発受けてもいいやという感じでやってきたと。


 で、2006年のライブドア事件がありまして、世の中から反発受けると、こういうことが起こるんだと、正直、学習しました。特に、皆さん(メディア)との、あるいは社会との付き合い方について、実体験で学ばせていただいた。私の場合、自分の中で35歳くらいまでに何かをやらないとやばい、という強迫観念みたいなものがありまして、それで焦っていた部分もあります。


 今は裸一貫という状況になって、社会的責任も上場企業の社長をやっていた頃に比べると大してないわけですから、そんなに自分にプレッシャーかけなくてもいいんじゃないかと。そんな気持ちになってきた、というのが内面の変化です。

(抜粋終わり)

記事全体をみて、なんか修行僧みたいな空気が出ていた。人間的な根幹部分は変ってないのだろうが、訓練されたオーラを纏っているのを感じる記事だった。そもそも頭の良い人物なのだろうが、前はその頭の良さ、優秀さを隠す気がまったくなくて、殺気立っていた。今の堀江氏は自分の感情をコントロールできる術を見につけているように見受けられる。獄中での経験が何かのきっかけになったのは間違いないが、今まで以上に手強い人物に昇華したのは疑いなさそうだ。もう、むやみに爪を覗かせることはきっと無いのだろう。


こういう人物は気をつけないといけない。底が知れない人物は例え良い人に見えても要注意だ。自分に対して価値を認めなくなった時、裏切る兆しが見つけ辛い。気がついたときには後ろからバッサリって事が有りうるので、個人的にはとても恐い人物になったと思う。