トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

お給料の話

ブラック企業という言葉が誕生してどのくらいなのか知りませんが、命を削るような働き方をして薄給で、
肉体的にも精神的にも暴力的でという会社その該当になると認識しています。


ただ、労働者がその地位向上と権利獲得の為、一生懸命頑張った結果、時間を提供したら対価をもらうという流れになっているのも事実です。生産性が有ろうが無かろうが、『一個人の時間を拘束し、業務に従事させた対価』を支払うべきという考え方です。


労働基準法的にはこの考え方は正しくて、そのお陰で個人の能力差があっても一様にお給料がいただけるわけです。それを否定する気はありません。自分が他の従業員に比べて特質できる才能があるとか、技能があるとか思いませんし、どちらかと言えば使えない従業員でしょうから法律のお陰でお給料をもらってご飯が食べられる訳です。


ありがたや、ありがたやな訳です。


ただ、本質はどうなんでしょうか?


例えば、独立起業してフリーでお仕事をしている人は会社と言う器が即、自分ということになります。組織的な防御力はありません。上司という盾もありません。儲ければ得をする反面、責任は100%自分で被ります。サラリーマンでは無く個人事業主ですからそれは仕方が無い。


その人たちはお給料を成功報酬としていただいているものと考えます。つまり、仕事をしてお客様に評価いただいて、その対価として報酬を頂いている。お客様に評価いただける仕事が出来なければ、次回以降仕事は続かない。当然、報酬、お給料は出ない事になる。最終的に評価され、事業継続がかなわなければ倒産する訳です。




『仕事をして稼いだ中から取り分をもらう』




これが本質なのではないでしょうか。そもそもこういう考えが奴隷根性なんですかね。給料分働くと言うのが、実際どこまで自分が出来ているのかなかなか解らないよな。