トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

鳥インフルエンザ続報4

日経新聞記事抜粋)

中国で鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染者が21日、100人を超えた。22日にはこれまで感染者がいなかった山東省で初めて感染の疑いが強い患者が確認された。感染が明らかになってから3週間が過ぎたが、感染ルートはまだ特定できておらず、感染拡大を食い止めるには至っていない。

 山東省当局は22日、36歳男性が鳥インフルエンザウイルスに感染している疑いが強いと発表。今後、中国疾病予防コントロールセンターにサンプルを送り、最終確認するという。22日夕時点で感染者は2人増え105人に、また死者は1人増え21人となった。

 22日、上海市内で記者会見した世界保健機関(WHO)のケイジ・フクダ事務局長補は大流行につながる恐れのある人から人への感染について「現時点では明確な証拠はなく、結論はまだ出ていない」と発言。家族内で複数の感染者が出たケースについても「同じ環境下であり、同じ感染源に接した可能性もある」と指摘した。

 WHOと中国疾病予防コントロールセンターは合同調査チームをつくり、上海市内の閉鎖した卸売市場を調査。市当局者と意見交換した。

 感染源の疑いが強まっているのは、ニワトリやハトなど鳥類だ。中国農業省は22日、江蘇省の伝書バトのサンプルからウイルスを検出したと発表した。上海市疾病予防コントロールセンターの呉凡主任は22日、「上海市の感染者32人のうち30人は鳥と直接的または間接的に接する環境にいた」と説明した。

(記事抜粋終わり)


感染拡大が止まらない。感染源も今だ特定できず。とうとう感染者が100人を超えた。人からひとへの感染は今だ否定され続けているものの、現在生きた鳥の取引、飼育が禁止されている以上、これで感染拡大が収まらなければおのずと人から人の感染を疑うしかなくなる。