『政治と経済のはざまで揺れ動く中国』
中国はこれまで日本の支援を受けて成長してきた。それは90年代に加速した改革開放政策から20年以上にわたり連綿と続いてきた。中国では中央政府が成長戦略を決めたあと、それを実行に移すのは地方政府だ。それぞれの地方政府は開発区と呼ばれる経済特区を作り、そこに多くの日本をはじめとする海外企業の誘致を図り、その力を借りて成長を遂げてきたのだ。2011年から始まった第12次5カ年計画においては、特に環境、省エネ技術の分野に注力してきた。まさに、今回、日中韓3カ国が集まり、議題とした「環境」は、日本企業のお家芸でもあり、中国もこぞって誘致を図ってきた産業分野なのだ。
その割りに、随分と中国は世界に向けて日本をこき下ろしてるよね。それだけお世話になっていながらあのメッセージですから政府開発援助や技術供与を少し考えて絞っても良いのではないでしょうか?