トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

これが事実であり現実なんだろう

はてなの匿名ダイアリーで見かけた記事。以下全文だけど、これは凄いインパクトがあった。でも実際こういう人がかなりの数、実在してギリギリのところで頑張っているのが今の日本なんだろうな。


■あしたはしごとだ
明日は仕事だ。今日も仕事でした。昨日も仕事でした。でも明日も仕事ですし、電車にダイブしなければ、明後日も、その次の日も仕事でしょう。

どうしてこんなに働かなければならないのか。そうして手取り20万である。時間外はつかない。成果主義で来年以降に反映との事だが、昨年もこれくらい働いたが、今年に反映された気配はない。会社としての成果は微増だそうで、給与を上げるほどではないらしい。上のほうの給料は知らない。教えてもらえない。増えた分だけ上がとってんじゃないのか、とおもう。

都内のSI屋なのだが、これはもう限界と考えていいんじゃないだろうか。嫁と子供に「今朝、お父さん死んじゃうけどあとはなんとかなるとおもう」と言いたくして仕方がない。死ぬくらいなら転職すればいい、という人もいるけれど、年齢を考えると転職よりも飛び降りたり、飛び込んだりするほうが簡単だ。肉塊か天使に転職するよ。できれば。

複雑化する組み合わせ、短い納期、作ってる間に新しい製品が出る、クラウドなんて言葉に踊らされる、MSもリナックスもパッチが止まらない。ミドルウェアはこっちがテストしてやってるみたいなクオリティ。オフショア開発は日程が守られたためしがない、元請は安いところを探すのに必死。Appleだって契約して技術を盗んで安いところに出している。安いところは品質もそれなりではあるけれど、もうまともな品質で納品しようなんてだれも思っていない。日程を守って予算を守る。内向きだ。納品してしまえばその後の障害は個別対応で費用を貰う。これだけやっても会社の売り上げはショートし続け、俺の給料は安いままだ。そんななかでいろんなWebサービスが動いている。

人の求めるSIはもう人の手には余る。それを知ってほしい。狭い業界だから人死にが出るとすぐ伝わる。あれで死んだ、あそこが逃げた、あそこが殺した。そんなはなしばっかりだ。仕事で人が死ぬなんておかしい、と現場は思っているのに、上のほうは思っていない。うまく死ななかった奴等ばかりだからだろう。そんなことで死ぬだなんて想像してもいない。自社で死人が出ない限り。出ても責任は取らないだろうけど。会社がどうやって責任を取るのか手段が解らないけど。俺が死んだら責任を取ってほしいとは思う。そろそろ、俺、死ぬんじゃないかな。ここに書いてるうちは死なないかな。あー、死にたい。でも、死にたくない。正直、殺されそう、いや、殺してくれ。一瞬で。