トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

牛肉の行方

日経新聞より↓

日本はオーストラリアと大筋合意した経済連携協定(EPA)をテコに米国に譲歩を迫る作戦だった。豪州とは冷凍牛肉の関税をいまの38.5%から18年目に19.5%に、冷蔵牛肉も15年目に23.5%に少しずつ下げていく内容で合意した。

 関係者によれば、2日間の協議で、当初、フロマン氏は関税ゼロを主張した。甘利氏が交渉をまとめる気持ちがあるのかと迫ると、「数%まで下げるべきだ」と態度を軟化させたという。ただ、関税率の水準で隔たりがあるほか、豪州がのんだ輸入制限措置の適用にも難色を示したもようだ。

 日本政府内では、米国産牛肉は特別に関税率を1ケタ台後半に引き下げる最終案も浮上している。牛肉の輸入量が少しでも増えた場合に、関税率をもとに戻す措置とセットの内容だ。

産地表示を偽られたら、消費者は打つ手無ですが、いずれにしても外国産の管理レベルの低い食品が多く日本にやってくるのは将来間違いなさそうです。そうなれば、消費者が賢く決められた条件で立ち回るしかない。これは考え方を変えれば国産を買おう!という話ではなく、『安全』『安心』を追求したら結果的に『国産』だったという品質管理の話だと思う。日本の食材は世界でも類を見ないレベルの厳しい管理の元、品質を確保されている。これは友人の農業関係者が胸を張って言うくらいだから間違いないと私は確信している。であれば正々堂々渡り合って勝てる商品なのだから後は安かろう悪かろうでも良いという消費者と多少高くても高品質のものを選ぶ消費者の差ななのでそこで住分けられていずれ落ち着くと思う。

中国に住んで地物との野菜を市場から、スーパーマーケットまで見てきた自分としては1日3食を2食にしても、安全な食材を食べたい。