日経新聞より
↓
「お得な医療保険やがん保険があれば教えてほしい」とよく聞かれます。しかし保険というのは、加入者から集めた保険料から保険会社の運営費などを差し引いた残りのお金を入院した人などに分配する仕組みです。加入者はどんな商品を利用しても、こうした一定のコスト分は必ず損をすることになります。
保険というビジネスが成り立っていく限り、この原則は変わりません。したがって消費者は、一定の損を覚悟しても保険で備えるべきリスクを見極め、できるだけ少ない保険料で最大限の保障が得られる商品を選ぶことが重要なのです。同じような保障なのに割高な保険を選ぶと、ますます「お得」どころではなくなってしまいます。
↑
その通り。お得な保険などない。保険も言ってしまえば保険に入った加入者から吸い上げたお金で運用して利益をだし、それを保険払い戻し金やら満期払戻金にしながら社員の人件費やらコストやらを払っている訳ですから。それら『含み損』を払ってでもいざというときまとまった保証(金銭)が無いと困るから入ってる訳でして。既に相当額を個人で内部留保みたいに溜められるもしくは溜めている人は国民健康保険で十分。高額医療制度で返金もあるのだから余計な経費の掛かる保険に入る必要は全くない。逆を言えば保険に入らなくて良い(ランニングコストを掛けずに済む)レベルの資産形成を早い段階(年齢が若い時)からしっかりしていれば問題無いともいえる訳です。