日経新聞に70歳以上高齢者の医療費見直しの記事が出ていた。
高額医療制度の見直しで従来の10万円以上の医療控除の他に確定申告で年間1万円以上の風邪薬等の費用については控除を認める方向性が示されたばかり。
それなのに年金が主な収入源になっている高齢者を一律に医療費負担を引き上げようと言うのはかなり乱暴だと思う。いや、年金額だけを考えたら確かに今の現役世代より優遇されているともとれるけれど。その優遇だってけっして『十分』では無いでしょう?足りていないところ同士が足を引っ張ってもしょうがない。
大事なのは何が何でも平等では無く『力量』や『状況』に応じて、公平である事だと思う。
支払い能力のある高齢者には負担増をお願いしてそうでない方には逆に補助を出すようなサポートが無いと。もういい加減一律にどうこうするって論議から脱却しないとこれだけ多様化した個々人が住む日本ではバランスを取れないのではないだろうか?
その為に有効な手段としてマイナンバーを導入し、管理しやすくしたんじゃないんすか?政府の官僚軍団は優秀な頭脳集団なのだからもうすこし痒い所に手が届く仕組みを考えて欲しい。
政治家は『普通の民衆』の目線を是非もって事に当たってほしい。それこそ国会議員がアルバイト研修でもやってみたら?休暇を使って自費研修で。