読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

赤ちゃん縁組制度のこと

駒崎 弘樹(認定NPO法人フローレンス代表理事)が、『赤ちゃん縁組』事業を立ち上げるべくWebで事業資金の寄付を呼び掛けています。

 

今朝、FM79.5でやっていたラジオ番組のコーナーでシンクタンクソフィアバング代表藤沢久美さんが紹介していました。

 

だいぶ前になりますが、まだフローレンスが立ち上げ間もなくて、駒崎代表が20代だった頃、その著作を読んで大変感銘を受けたのを覚えています。もともとフローレンスは病児保育を目的として立げられた団体でそのNPO起業から制度確立までの話が本になっていました。

 

それが今、『赤ちゃん縁組』に事業を拡大し、より広範囲の社会貢献を実行しようと動き出したと聞いてこれは寄付でもなんでも、行動せねばと思った次第。

 

衝撃的だったのは厚生労働省のデータです。

 

厚生労働省の平成23年報告(データ収集上の最新版)では実に0歳児、つまり生まれたばかりの赤ん坊が2週間に一人の割合で公園や海岸に捨てられたりして死んでいっていると発表されています。

 

この少子高齢化の世の中でそれだけの子供が生まれているのに人生を歩む事無くこの世を去っているのです。

 

行政もアホではありませんので『赤ちゃん縁組』制度を実に30年前から立ち上げて各自治体に任せていますが、現在の児童相談所は人員的にも予算的にも目の前の児童虐待の対応で手一杯で対応できていない状況です。

 

成功例は唯一愛知県の自治体のみ。

 

駒崎 弘樹代表はこの事態を事業する事で打開すべくこの度、寄付を募って事業化に乗り出しました。社会起業や社会貢献はその行動自体が尊いものですが、事業に従事する人たちもまさに生きていかなければいけません。従って、営利企業の様に『利益の最大化』を目的にしないまでも、維持発展するためのお金が必要です。

 

事業化し、3年で制度を確立させ、10年で0歳児の死亡をゼロにする目標を立てて戦っています。

 

駒崎 弘樹さんは先進的な取り組みを『仕組み』として確立してそれを行政や政府機関にパクらせて発展させるビジネススタイルで色々な社会貢献をされている方だと私は認識しています。

 

今回の取り組みがうまく行けばもっと日本が『子供』に対して広い責任を持つ社会に変わる可能性があると思っています。子供の親兄弟だけが責任を持つ対象ではありません。子供はその国の将来であり、未来を創る人材なのだから、独身の一個人でも未来の担い手の為に出来る事を実行し、未来に投資するつもりで行動してほしいと思います。

 

それと並行して折角社会保障費に全額消費税を充てるのですからこういう所にお金が使われる様に政治に働きかける事は重要だと思います。