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逃げの転職

転職をした事が無い人は『転職』そのものを悪い事だと思っている節がある。

最近だと『ジョブホッパー』なんて言われて、ちょっと辛い事があるとすぐ仕事を変える人は結局、仕事力が培われずに自分のキャリアそのものを壊してしまうという考え方が有る。

これは確かにそういう事も有るかもしれないが、仕事とは自分の家族よりも下手したら長い時間を共にする事柄なのでまず第一は自分の『命』だと私は思う。だから、逃げの転職はガンガンすべきだ。逃げなきゃ死んでしまうかもしれないから。危ないならまず逃げる事は非常に重要な選択肢だと思う。


ちなみに私の優先順位でいうならこのような形。

1.命(精神的、肉体的健康と言い換えても良い)
2.お金(経済的安定感。生活と言い換えても良い)
3.使命感(やりがいとか、公共性と言い換えても良い)

これをまとめると。『命に係わる仕事じゃなくて、収入がそこそこ保証され、やっていて後ろめたくない仕事』というのが私が働く場所として最低限大丈夫と判断する材料になる。

これは色々な実体験を踏むなかで自分の中に作り上げられてきた3要件だと思っている。1.は過労で倒れて死にかけた時に思った。多少お金が稼げても結局続けられない仕事はどこかで破綻する。

2.はどんなにやりがいがあって、必要とされる仕事でも結果的に生活できないほど給料が安ければ同じく身がもたない。

3.命が保障され収入もそこそこだが、やっている事が犯罪すれすれとか自分としては倫理観に悖る仕事となるとそれは1.の精神的健康を害する事になる。さらにそういう後ろめたい状態を長く続けているとそれを正当化し、言い方が悪いけれど悪に染まってしまい自分を失う事になりかねない。精神的安定を取り戻すために自分に洗脳を掛けてしまうような状況になる。この仕事は後ろめたくないと…。

自分の中ではこの3点の要件は仕事を選ぶ際にどれも崩れてはならないと思っていて、より高いレベルでこれらを満足できる仕事に巡り合う場合に積極的に転職するべきだと思っている。逆にこれら3要件に抵触する職場に入ってしまった場合、もう一時も早く脱出するために『転職』すべきだ。

私は何度か転職した経験を持つが、今が一番給料も良く、生活も、日常も安定している。たまにひょんなところから、こっちで働かないか?とお誘いを受ける事もあるが、今以上に魅力のある職場ではなさそうなのでお断りしている。

でもだからと言って、今が最高で絶対に辞めないとは思っていない。