残業が100時間を超える一般社員もいなくなった。働き手にとって、すき家の労働環境は大きく改善しているが、どこに納得いかなかったのだろうか。
この社員は、「店舗でアルバイトの欠員が出れば当たり前のように応援に出て、休み返上で長時間働いた。そうやって、ゼンショーの成長を支えてきたんですよ。そのやり方に『ブラック』のレッテルを貼られることは受け入れがたかった」という。
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日経新聞の記事から抜粋。
猛烈な働き方をする残業時間100時間超えの社員がすき屋を大きくしたという自負に満ち溢れている内容の記事。
そういった働き方を出来る一般社員は前回の是正処置で存在しなくなった事を古参の社員は嘆いている模様。
曰く『ベンチャー企業なら残業が辛いとは言わないでしょ?』だそうだ。
立場の違いもあるし、意識の違いもあるのだと思う。
まずざっくりだけれども立場の違い。
古参の猛烈社員たちは昔はそうしてガンガン働いて成長もさせた自負があり、恐らく今も現役の末端オペレーターってことは少ないのではないでしょうか?自分がそうだったんだから若手にはそうやって苦労してほしいってのは必ずしも当てはまらないと思います。
意識の違い。
ガンガン倒れる寸前まで働くことを『美徳』とか『カッコいい』とかある種のステータスだと思う世代がそうしていた世代なんでしょう。今の所謂、ゆとり世代と評される人たちはそんなところに魅力を感じませんから、頑張って働いている人たちの行動が『意味解りません。』と映るはずです。それはもうニーズの差になってしまうので℃の様に説明しようが、分かり合えない差になってしまっていると思います。
その辺をどうやって解決するつもりなのか、興味ありますけどどうなる事やら。