『外資系OLのぐだぐだ』というブログで『女性管理職は部下を潰しやすい。この話題は外資系企業における「最大のタブー」だ。』とのくだりから始まる書き出しで女性管理職がどうして部下をつぶし易くなってしまうのかについて書かれていた。
ちなみに日本よりも女性管理職数が3倍もあるアメリカでさえ男性管理職よりも女性管理職の方が良いと答えたのは6.3%なんだそうで。
このブログ記事を読んで、最近ずっと気になっていた事が事実に近いと言う事が判って良かった。
結論は『見本に出来る女性上司がまだ十分な数、存在しないから』となると思われます。
男性管理職はそこそこ出来てれば詳細は、まあこんなものと任せる傾向にありますが、女性上司は自分のコピーを作りたがる傾向にあって、寸分たがわぬパフォーマンスを発揮しないと極端な追及を続けるそうな。
別にそれは女性管理職に限った話では無いと思うのですが、前例が無い事がその主たる原因との分析はそうなのかもしれないし、そうじゃないかも知れない。親方と子分から、社長以下、取締役、部長、課長、その他平と組織化が進んで来たころに日本の会社社会で同じような『ぶっ壊す』上司ってたくさんいたのだろうか?
今、管理職に求められている『機能』ってちょっと前の時代よりもかなり複雑で答えが割り切れない事が多い様な気がする。そこに『男性的出来る人管理職』を求めてしまうと、人を壊す女性管理職が誕生してしまうのではなかろうか?
上手くやる力は個人的に女性の方が持っていると私は思っている。組織の力は画一的人材ではマンパワーに依存するだろうから、別のアプローチで成果を出す女性上司がいてくれると中小企業の様な狭い組織でも多様化が生まれて上手に機能してくれるかもしれない。実際にお仕事をしたことは有りませんが、FM79.5に出演されているシンクタンクソフィアバンクの代表『藤沢 久美』さんなんか著作も読みましたが理想に違い女性管理職では無いでしょうか?著書『川崎モデルはなぜ成功したか?』は一読の価値ありと思います。