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過労で倒れると言う事。

まず初めに。

労働災害認定で労働と過労死との因果関係判定には労働時間80時間を目安にしているという事を確認したい。

その上で、倒れるような働き方になると結果どうなり、その後どうなってしまうのかを他のブログ情報から考えてみたい。


(ケース1)身体がやられるよりも先にメンタルがやられてぶっ倒れるケース。

『だんだん駄目になっていって、ある日とうとう体が起き上がらなくなってしまったんですね。メンタルぶっ壊して起き上がれない、というのを実際に体験したことのない人にはわかんないと思いますが、もう、気合とか体力の問題ではなくて、脳につめたい鉛をずっと流し込まれ続けてるようなどうしようもない重さとしんどさが延々と続くっていうような感じで。まあ、そんな感じで動けなくなる感じで、強制的に80時間労働は終了しました。』

この人は月に80時間を超える残業対応をした末に気力が保てなくなり結果、身体が言う事をきかず強制終了となった。ようです。その後、残業代で溜まったお金もすべて治療等に使い切り、最終的に体調が健康だったころの状態まで回復するのに8年掛かったそうです。その間の回復の過程は瀕死の芋虫みたいな上のような状態が2年。ちょっとづつ動けるけど月の半分はまったく使い物にならない状態が3年。更にちょっとづつマシになっていって現在の状態だそうです。



(ケース2)メンタルよりも身体がやられてぶっ倒れるケース。

こちらの方が私の周りの人には多い気がする。精神力で肉体の限界を上回ってしまうタイプ。実際自分もそうだった経験があるので感覚的にもより実感をもって理解できる。現在は心身共に回復して全く日常生活には支障はないレベル。当時を知る人以外に『私は過労で倒れて死にかけました。』と説明しても誰も信じてくれない状態まで回復しています。


さて。


私の実感ではケース1.ケース2.でどちらが危ないかと言うとケース2.の方が危ないと考えます。ケース2.は死ぬまで気が付かない方向性に対し、ケース1.はとりあえず生きる事はできますから。ただし、精神力がボロボロですので生きる屍になる場合もあるでしょう。それが本人にとって幸不幸かは精神的に死んだも同然の状態でしょうから解りませんが。一人で生きている訳では無く家族がいる場合はお世話をする人が大変なのは間違いありません。


ケース2.は精神力が肉体の限界を超えさせていますので、ある日突然死ぬことが考えられます。突然死で無くなってしまうタイプです。過労死はこっちが多いのかもしれません。


その後の回復については千差万別で個人差が激しいと思います。症状が慢性化して完全には回復しない人、回復して殆ど症状の無い人、回復はしたものの後遺症の様なものが残る人。いずれにしても回復には多くの時間がかかり、治るとも限りません。こうならないためには『壊れない事』が最優先ですが、その人がやっている仕事次第でこれも実践できる場合とそうでない場合があると思います。


このような状態を『自己責任』であると個人に任せて良いとは私は到底思えません。何らかのルールや規制の整備が必要でその
整備された規制は実効性のあるものでなくてはなりません。つまり、企業側が守らないまたは守ろうとしない場合に尋常じゃないペナルティーを科せられる必要があると思います。なんせ今のところ改善する見込みがなさそうですから…。