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楽天シンガポール撤退時に春節解雇はないだろう。

シンガポールから楽天事業を撤退することになったそうだが、その際、楽天春節休暇目前で従業員の解雇を通達したとのネット記事を見かけた。

 

人口553万人のシンガポールは、人口の3/4を中華系が占めるそうで、そういった背景もあって太陰暦を用いている国の一つ。

 

春節はご存知の通り、お正月期間でその期間の解雇は国自体にも大きな衝撃として伝わっているらしい。日本で正月三が日に解雇を言い渡されるなんて聞いたことが無いが、それに匹敵する事を楽天が海外でやってのけた。

 

確かに解雇は会社にとって自由かも知れないが、タイミングくらい配慮してもいいだろう。親戚縁者が集まる可能性の高いこの時期に解雇された社員の家族は決して楽天へいいイメージは持たない。というより普通の感覚なら恨みを持つだろう。

 

営利企業だから儲からなかったりすれば撤退は仕方が無いのかもしれない。でも、もしも楽天が再度シンガポールに進出するような事になったら、シンガポールの人たちは同思うだろう。私だったら、絶対に信用したくない相手になるだろう。

 

わざわざ参入障壁を引き上げる事はしないほうが良い。日本には三方良しの考え方が伝わっているじゃないか。お客も、店も、世間も恩恵を得られる商売が理想系という考え方だ。シンガポールの人たちからしたら、楽天とは見ない。日本企業と見る。たかがといっては何だが、たかが銭勘定の商売でなんで大切な『信用』を失わなければならないのか。しかも遠い将来への信用も失墜させた可能性がある。

 

だから、IT企業は虚業なんて悪口をいまだに言われるのだ。儲かればいい的な取られ方をしてしまう。改めて考えさせられてしまったし、正直胸糞悪い。