トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

参議院選挙が終わって。

参議院選挙が終わってもうすぐ2週間が経とうとしている。

 

こっから先政策云々はいずれ表沙汰になっていくのだろうからそれはメディアにお任せして、私は今後検討されるであろう諸問題について投票したいち有権者という立場でこうしてくれるといいなをのべたい。

 

1.少子高齢化問題。

 

待ったなし!と言う割に20年近く前から放っておかれて効果のある施策が全く無い問題。これやったら効果のある方法は既に前例がある。ただお金の問題があるので恐らくやらない。

 

元々、少子高齢化で問題になっていた国は日本以外に無かったのか?と考えると答えは出ていて以前、フランスが少子化問題としてこれに取り組み、成果を上げている。方法は至ってシンプル。婚外子を認め、両親が居る世帯と同等の手厚い社会保障をしてあげただけ。乱暴に言うとね。今、日本は母子家庭は元より、男性不況と言われる現在においては父子家庭の貧困も待ったなしの窮状である。そこで、母子家庭父子家庭を問わず、手厚い社会保障を子供がいる世帯にあまねく行き渡らせる。更に婚外子にも同じく子供へ保証を行き渡らせる。これによって結婚し無くても子供が増えるようなる。元々、子供が欲しい人は男女問わず多い事は各種調査から明らかで、ネックは育てるコストが負担できない事。子供が欲しい人には男女問わず、育てるチャレンジにお金を払いましょうって考え方で政策を作る。これによって子供は増える。

 

これとセットで、尊厳死を規定を作って認める制度を整備する。現在、高齢者の医療費はその四分の一が死ぬ間際、に消費される事が知られている。そして、動けない様な寝たきりになってから寿命を迎えるまでが、男性で7年、女性で11年と言われている。どちらも最近の調査で論議されている数字だ。国はこれを受けて健康寿命を延ばす施策を考えている。イメージとしては健康なまま最後を迎えると言った所だろうか。

 これに寝たきりになる様な事態が発生したとき、自ら命を絶つ権利を制度化する法律を作ってはどうか?と検討してもらいたい。イメージとしては自動車運転免許証なんかにある臓器提供意思表示項目。寝たきりになったら安楽死させてもらって、臓器は使ってください的な話。

 これは生前贈与であったり、その他死についての関係法令を整備する必要があるので時間はかかるけどやる価値はあると思う。お年寄りの中には寝たきりになってまで息子娘の世話になりたくないと言う人も少なからずいるだろう。そういった人には死を選択できる制度も設けてはどうかという提案だ。その分、何年か分の年金をある程度まとめて先渡ししたりするのも合わせてつけてあげると良い。イメージとしては葬式代の自己調達である。これなら選択の後押しにもなる。そうするとさっきの健康寿命の達成も見えてくると思われる。生まれる方と死ぬ方の後押しをしてあげるような考え方だ。

 

2.大学再編。

 

現在、給付型奨学金が論議されているが、そもそ大学の数が多すぎやしないだろうか?少子化が叫ばれて、団塊Jrの時には1学年7クラスぐらいあった小学校が今は学年で2クラスなんてのが珍しくないと聞く。であるならば学校その物の数が多すぎる気がする。特に大学。大学全入時代と2010年あたりから言われているが、そうでは無く、大学自体の付加価値を引き上げる為、明確な基準を設ける。優秀な学術成績を示す大学か優秀な人材を輩出している大学か区分の仕方は論議の対象だがそういったレベルの高い大学を選定し、それにみたいない大学を統廃合する。これは国立公立の大学を始めに再編し、のちに同じ基準を私大に法律として課せば良い。基準を満たさない大学を行政が処 分できるようにすればいいのだから。大学が減ればそもそも入試倍率が上がる。その倍率を突破できる学生数も相対的にへるから給付型奨学金でも賄える数になる可能性は今より高くなるし、学生も相対的にレベルの高い学生が進学できることになる。教育の質を上げる事と、大学の質を上げる改革を統廃合という形で実行し、奨学金の財源を確保すると言う考え方。

 この2点をやるだけでもだいぶ色々変わると思うんだけどな。