上場企業の2017年3月期の純利益は2年ぶりに増加に転じる見通しだ。資源価格の回復を受けて商社の損益が大幅に改善し、通信や建設など内需系の非製造業もけん引する。トヨタ自動車の減益額がやや縮小するなど、製造業の業績にも底堅さが出てきた。一方で米大統領選を機に世界経済や円相場の先行きは不透明さを増しており、下期以降の業績には逆風が強まる恐れもある。
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7%ほど業績が回復しても、実態は伴っているのだろうか?
円相場の影響もかなりありそうだし、大統領選が終わったばかりで、今後の影響も読めていない。見かけの業績向上に焦るあまり、今までの様に実態を伴わない景気回復が始まってしまっては元も子もない。
お客がいる売上向上がしっかり確認できてこそ、意味のある業績回復ニュースだから、是非とも上場企業にはしっかり実態の有る業績を叩き出してほしい。