トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

北方領土ロシアの本気度。

安倍晋三首相は15、16両日、ロシアのプーチン大統領との会談に臨む。北方領土交渉は帰属問題だけでなく、返還後の日本領土に日米安全保障条約を適用するかも課題として浮かぶ。ロシアは適用外にするよう要求するが、日本政府は認めない立場だ。ロシアのクリミア半島編入を巡ってもロシア内に承認への期待がある一方、日本は切り離して対応する方針で、火種になる可能性がある。

 首相は10日、日ロ首脳会談について「残念ながら70年間解決してこなかった困難な課題だ。一歩一歩、着実に前進させていくために全力を挙げたい」と語った。視察先の福島県川俣町で記者団の質問に答えた。「困難な課題」には安全保障に絡む問題も含まれる。

 

日経新聞記事から。

返還後の日米保障条約適合についてロシア側が言及してきたなんで新聞記事になったことがあっただろうか?

私は記憶にない。

その分、今回は条件によっては本気で返そうって気が有るのかもしれない。

素人考えだけれども。ロシアが日米保障条約適用外を求めているのにそれは日本としては譲れないと思う。なにせすぐさま何かあった場合に『攻撃力』として導入できる戦力に世界最強クラスのロシアとくらべたら如何に新三原則があっても差が有りすぎる。

国民の生命と尊厳を守る政府としては領土返還に同盟国の同盟その物ともいえる日米安保を適用外にして良いという条件は絶対に飲めないだろう。

ミサイル基地など米軍戦力のロシアへの威嚇だけに絞れば、例えば日米安保適用にするにしても基地は作らないと合意するとか、条件交渉は可能なのではないだろうか?

アメリカだって基地を作れば人も金も物も動かさなければならないし、そこへ駐留する米軍は日本だけでなくロシアも気を配るのだからアメリカだって嫌だろう。そうすれば条件しだいで何とかなるかもしれないんじゃないか?