抗がん剤は延命効果はあるが、完全に治ることはほとんどない。がん免疫薬は長期間がんを抑えるという。進行がんの患者に抗がん剤を使っても延命効果は長くて1年半ほどだが、がん免疫薬は効けば3年以上という例も珍しくない。兵庫県立がんセンター呼吸器内科の里内美弥子部長は「こんなに長く再発を抑える薬はなかった」と驚く。
がん免疫薬は京都大学の本庶佑名誉教授の発見にもとづく。本庶名誉教授はがんが免疫の攻撃を避ける仕組みを突き止め、ノーベル賞の有力候補と目される。
がんが免疫の攻撃から逃れる別の仕組みでも臨床応用が進む。大阪大学の研究チームはがんの周囲を覆って免疫の攻撃から守る特殊な細胞に着目した治験に取り組む。この特殊な細胞を発見した坂口志文特任教授もノーベル賞候補といわれている。
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どこで見かけた記事だったか、忘れてしまったが、Web記事で読んだ内容。
どんな方法でもどんな薬でもいい。ガン撲滅に一歩でも近づくならそれに越したことは無い。
しかし、人類の英知はとうとうガンを克服できるかも知れないところまで来たのだと感心してしまった。
不老不死を得たいと思った事は無いが、毛利元就では無いですが、頂点を極めれば後は落ちて行くだけなので、科学の発展は喜ばしい事ですが、更に今までは存在しなかったリスクとの関わりが生まれているかもと思うと複雑な気持ちになるな。