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人は無制限には働けません!

労働基準法36協定とか、なんで過労死を避ける為の基準が必要とか色々書いてあるのでしょうが、法的解釈や縛りの問題はとりあえず横に置いておいたとしても、要は『働き過ぎで死ぬのはおかしいでしょ?』というのを明文化しただけです。

 

脳・心臓疾患による過労死の労災認定基準は過去の様々な疾病データから、算定された基準で、万人に適応できるように一般化された基準であろうと思います。それによると、「発症前1カ月間ないし6カ月間にわたって、1カ月当たり平均45時間以内の時間外労働は発症との関連が弱いが、45時間を超えて長くなるほど関連性は強まる発症前1カ月間に100時間、または2~6カ月間平均で80時間を超える時間外労働が認められる場合は、業務と発症との関連性が強い」とあります。

 

これに従うならば、概ね月45時間の時間外労働が医学的にも労働衛生学的にも健康をキープして働ける限界残業ラインだと考えられます。

 

これを月に直すとおおよそ2時間程度の残業となりますから、36協定で月間残業時間の上限を36時間縛りにするのは十分効果が見込めます。

 

逆に過労死関連が強いと言われる月80時間以上の残業は死に向かってのカウントダウンと言う事になります。

 

実際、月間80時間越えはもう人が快適に過ごす時間割を超越しています。100時間を超えると日常的に行っている生活作業、入浴とか食事とか家族の会話とか、妻、彼女、子供、親、兄弟とのスキンシップとかそう言った根本活動のどれかを完全に切らないと継続できなくなります。150時間越えになるともはや生命維持の最低限の食事と睡眠以外の時間は取れなくなります。

 

既に限界を超えてますから、パフォーマンスは最悪のはずです。作業ミスも当然多いでしょう。

 

私は瞬間最大100時間、常時80時間越えを20代の頃体験したことがありますが、1年でダウンしました。体が動かなくなり、ドクターストップがかかったのですが、それが無ければ確実に過労死だったと思います。

 

血圧が上220、下、110なんてマークしたのは後にも先にもあの時だけです。医者から『これで血管が切れたりしないで自覚症状も無いのはもはや奇跡』と言われました。

 

まさに機械では無い人間は限界を超えて働いても良い事無い訳です。

 

それよりも、一定のパフォーマンスが保てるように働いた方が、効率も精度も良い訳です。それを利益追求が至上命題の経営者に任せること自体、本当は狂気の沙汰なのかも知れませんね。

 

だから、労働基準法はもっと罰則に厳しくてもいいのかもしれません。

 

今回の働き方改革が骨抜きにならない事を祈ります。