トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

耕作放棄地対策で増税。

国が耕作放棄地の解消をめざして導入した固定資産税の増税策が広がっていない。国は今年度から税負担の引き上げで放棄地の利用を促す考えだったが、実際に増税の方針を打ち出したのは47都道府県のうち12県にとどまった。課税対象の放棄地かどうか判断に手間取る自治体が多く、増税できる体制が整っていない。

 国は今年度、放棄地の固定資産税を1.8倍に引き上げる。意欲の高い大規模農家に農地を集約するのが狙いだが、課税対象とするかは市町村の農業委員会が中心になって決める。

 

 

日経新聞記事より。

 

これ、個人の資産を手放せって政策だから、一概にやれやれとは言えないよね。全体としては必要な事なのは理解できるけど、実際に耕作放棄地になっている田畑だって、持っている人もいろいろ事情があるだろうしね。後継者不足で耕したくても維持できないとか、耕さないまでも、思い出の田畑だから売りたくないとか。『感情』の部分に対するケアは出来ればこういう施策には入れて欲しいよね。

 

だって、思惑が完全に国の政策なんだもの。国がやりたい事を施策に落とし込んだんだから、割りを食う人にはせめて、出来るだけのケアをしてよと言うのが、正直な感想。国民の財産と安全を守るのが国なんだろ?寄り添っている姿勢が伺えるケアをせめて追加してほしい。