いつからだろう。タイトルの様な感覚になったのは?
大人になって、社会人になってからここ2~3年くらいだろうか?やっと自分で気が付いた。いつ頃そうなったのかは自分でも良くわからないが、元からそうだった訳ではないのはなんとなく解る。
生来の生まれつき獲得していた『才能』の類ではなく、なんらかのきっかけによって、獲得した能力だろうというのは漠然とイメージできる。ただ、『他人の評価』というのをかなり客観的に捕らえ、且つ、その評価を気に留めないという能力は誰でももっているものではなく、どちらかというと珍しい能力の類だと最近『認識』した。
なんで、こんな事を考えたのか?
それは昨日、別部署の上長と、後輩と飲んでたから(笑)
今、中国で中国国内にある4つの工場を巡回しならが、工場の品質管理を担当している。各工場の移動距離はほぼすべて飛行機で移動するような距離。メイン言語は中国語、ちょっと下がって、英語。日本語は日本人同士でなければほぼ使えない。通訳は場合によってはいる。
工場に日本人は私一人、というのも珍しくない業務内容。
その中で、現在ひとつの工場の品質改造、日本品質の構築、さらに新設工場の立ち上げを行いながら、残りの既存工場2つの品質管理及び、苦情クレーム処理を担当している。つまり、4つの工場のうち、2つは従来型の業務。残り二つは、コンサルティング業務の様な事をしている。
で、
一緒に飲んでた上長に『かくかくしかじかな仕事になってて、一箇所に定住してないんですよね(笑)』と最近の近況を話したら。
『それって、ふつう取締役が対応するような案件じゃね?』と言われ、『権限が部長級じゃないと判断にこまりますよね?』と後輩にも突っ込まれた。
そういえば同じような事を別の会社の中国で知り合った日本人の営業本部長に言われたっけな?と思い出し、話したらウケた…。
うん。
会社が違っても、同じ評価が聞けるということは、私の仕事は結構難しいのねと確認できた。本人は別にたいした事をやっている気がしてないし、お給金分は働いているだろうという感覚しかない。
人の評価なんて当てにならん。信じるだけ無駄。
でも、複数集まると場合によっては何らかの判断材料にはなりそうだ。
いつからこう考えるようになったかは今だに謎(笑)
よくよく思い返すとそうだなあ、いきなり地殻変動で獲得したのではなく、地震が起きるようにじわじわ地殻が滑り込んで、かなり蓄積された何か大きな力によって、大地震が起きた感じに獲得された能力な様な気がする。
面白いので少し考えてみよう。