トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

元は国際通貨たりえるのか?

中国の習近平(シー・ジンピン)指導部がめざす通貨・人民元の国際化が勢いを失っている。中国当局が元安と資本流出を警戒して資本規制を強めたためだ。通貨防衛を迫られるなか、元を使った貿易決済の比率は2年前の半分に縮小し、海外投資家の元の保有意欲もしぼんだ。景気を支えるために日米を超える規模に通貨供給を膨らませた大規模な金融緩和が壁となり、元の国際化が立ち往生している。

 

 

日経新聞記事より。

 

無理だろう?

 

だって、不当に安く抑える管理経済を実質独裁政府が仕切っているのにどうやって国際通貨としての信用を得られるの?

 

日本だって、1ドル=360円だった管理経済時期を、為替変動制にして今じゃ112円ですぜ?一時期75円になったけど。

 

国際的信用を得る通貨って事はその分、世界経済の洗礼を受けて、管理経済を放棄するって事じゃあないの?良いとこ取りしてて信用してくれなんて、虫が良すぎるでは無いですかね?

 

他方、世界第二位の経済大国なのだから、キャパ的には十分自由経済に耐えうる自力は持っているはずだ。はずだけどそうならないのはどこかに仕組み上の問題があるからだ。それを知ってか知らずかは国にしか解らないが、知っているなら改めるのは無理だろうな。だって、今もってやりたくない理由も知ってるって事だから。

 

知らないのであれば、一か八かやってみる価値がある。

 

起きた責任やら事態の収拾は中国のスピード感なら対応可能だと思える。中国人および中国の会社組織とは日本人の想像を凌駕してスピード感のある集団である。恐らく政府の組織も図体の割に動きは俊敏だと考える。

 

やってれない事は無いと思うのだがな。