東京工業大学の観測で、鏡池付近から1キロメートル以上飛散する噴石が確認されたことを受け、気象庁は午前11時50分に草津白根山の噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げた。同庁の斎藤誠火山課長は23日午後の記者会見で「噴火の前に警戒レベルを引き上げることは困難だった」と説明した。
本白根山は白根山や逢ノ峰などとともに草津白根山を構成する。今回噴火した鏡池のある本白根山の最後の噴火は約3000年前。近年の活動状況から草津白根山は鏡池ではなく、白根山の湯釜付近で噴火する恐れが高いと考えられていた。観測体制も湯釜付近を中心に整備していた。
今回の噴火の仕組みは「噴石などを分析しないと分からない」(斎藤課長)ため、火山機動観測班を現地に派遣した。23日夜までに分析をまとめる方針だ。
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日経新聞記事より。
中国にはほとんど聞こえてこなかったニュース。
新聞をWebで毎日確認してなかったら本当に気が付かなかったかもしれない。自然の驚異を未だに感じざるを得ない自然災害だ。犠牲になった方のご冥福を祈るばかりだが、これを糧として、必ず未来につなげて欲しい。
それこそが、犠牲になった方たちへのせめてもの供養に他ならないし、生き残った人の使命ともなるだろうから。