トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

アジアの旅行好きに今、日本がなんて言われてるか知ってますか?

アルバイトからそのまま社員になった人や、そういう人を紹介した社員に報奨金を支給すること。串カツ田中では現在、直営店で1500人のアルバイトが働いており、こうした人材を積極的に社員に登用する構えだ。「ミスマッチを減らせるうえ、活躍する確率も非常に高い」(貫社長)。

これらの取り組みによって求人にかかるコストを抑制し、余ったおカネを社員に還元するのが3つ目の施策だ。具体的には店舗で働く社員を対象に、通常年2回支給されるボーナスとは別枠で、2018年から年4回ボーナスを支給する。1回に支給されるのは3万~6万円。最低でも年12万円の支給が保証される。外食業界では異例の試みともいえる。

「飲食業界の離職率が高いのは単純にいえば給料が安いから。ただ、今回の取り組みはおカネで釣るというわけではない。一定の水準で給料の支払いを普通にできるのが一流企業の証しだと感じている。外食業界の常識を壊すことをやっていかないと社員は定着しない」と貫社長は強調する。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

これはすごい試みだと思う。

 

どんどんやってほしい。

 

今、旅行好きなアジアの小金持ちが日本の外食産業のことを何と言っているか知ってますか?

 

『自国より、安くて旨い、安全な食べ物が腹いっぱい食える国』

『世界のどこの国の料理もそこに行けば食える国、しかも本国より旨い!』

 

なんて言われてるのよ?

 

日本料理も確かに人気があるが、今この時代はアジアの小金持ちはこぞって日本に来る。なぜか?いろんなおもてなしレベルが、気持ちいいからだ。そして、どん欲なアジアのハングリー精神にみちたインテリ層はそういった日本の痒い所に手が届くサービスを真剣に学び、自国で商売として確立しようと、虎視眈々と狙って、日本に来てる。

 

実際、中国では『海底』という火鍋屋が日本顔負けの行き届いた接客サービスを武器に連日長蛇の列を作っている。日本もうかうかしてるとあっという間に中国の外食産業にやられるゾ?

 

もう、Huawei(華為)が日本に来て、日本の優秀な学生を青田買いしているのだから。少しは危機感持てよ!

 

まあ、そんな事ここでのたまっても、詮無い訳ですが(笑)

 

自分は30歳後半になってから、初めて海外駐在を経験した訳ですが、その時、本当に痛烈に実感した。

 

もっと、もっと早く、出来れば20代のうちに海外で勝負すべきだったと。

 

国内が如何にぬるま湯の気持ちいい環境だったか思い知った。

 

いや、国内も国内で過労で倒れる人が出る程、大変な職場もあるのよ?いや、そのストレス上大変な仕事は当然、国内の業務にも存在する。そんなストレスレベルで言ったら私の所属部署は社内で1、2を争う職場だろう。だって、クレーム処理係ですから。

 

でも、そういう意味じゃなくて、海外と商売すると言うのがどういう事なのか、海外の商売が日本の本業にどう影響するのか?などが解り、仕事としても為になったし、海外で生活する事で、日本人のアイデンティティーを嫌でも自覚するし、ナショナリズム的なものも形が見えてきたりする。

 

そういう有形無形の刺激を受け取るのにより若い方が適していると思った訳です。

 

日本の数々のサービスや技術は確かに誇るべきものだが、それは日本というブランドイメージに過ぎない。決して日本人だからといって、自分の実力でもなんでもないと言う事実はしっかりと受け止めて行く必要がある。

 

その上で、日本のブランドに恥じない一人の日本人でありたい。

 

そういう強烈な個を感じ取れる体験ができるから、是非とも出来るだけ若い世代は早く海外で勝負して、その荒波にもまれて欲しいと願う。